−日記帳(N0.2181)2020年03月07日−
日本政府の新型コロナウイルス対応に一応の評価をする
−日記帳(N0.2182) 2020年03月14日−
日本での新型コロナウイルス感染は今後10日以内でピークを迎えるか


新型コロナウイルスの世界での感染状況

ここ1、2週間で対策をすれば感染者数がピークに達して収束に向かうとの厚労省の見方


日本の一部のメディアは、日本政府の新型コロナウイルス((COVID-19)への対応を酷評しております。
厚労省が横浜港に接岸したダイアモンド・プリンセス号下船者を検査、隔離等の処置を行わずに解放
したことは、重大な過誤で酷評されても反論の余地は全く有りません。

しかし、その後安倍総理の独断とも思える臨時休校、大規模イベントの中止・延期要請等の国民への
要請が奏功したのか、それとも他の要因も加わったのか、日本国内での感染者の増加のペースがやや
鈍ってきたよに思われます。その状況は下図の資料から判断できます。

日本での感染者の推移

本日 3月10日現在で、日本での感染者は514名、死者7名であることを示しております。
決して、少ない数では有りませんが、下図の各国の資料とと対比すると、それでも少ないことが見て取れます。

各国での感染者の推移

一方、中国の感染者は8万人を越えて足踏み状態になり、最近は1日で一桁台の増加に留まっております。
中国では、新型コロナウイルスの感染状況は次第に収束に向かっており、中国の発表した統計では、3月1日から
の一昼夜、国内25の地域では新たに感染するケースは認められておらず感染者数も過去40日以内で最低となった。

               


今日の時点で、日本での感染者数は上表に示すように716名で、このところ毎日数十名増え続けており、
危機的事態ですが、それでも欧州等各国での感染者数に較べれば少なく推移しております。

新型コロナウイルス対策の特別措置法の成立を受けて今晩6時から記者会見した安倍総理は、諸外国と
比べ日本の感染者数は抑えられているとし、現時点で「緊急事態」を宣言する状況ではなく、今後
慎重に判断していく考えを示し更に新たな経済対策の策定も念頭に必要な措置をとる考えも示しました。

記者会見する安倍総理

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