−日記帳(N0.2169)2020年01月09日−
U23初戦のサウジアラビア戦で 日本 ミスでPKを与え2-1で敗れる
−日記帳(N0.2170) 2020年01月11日−
イラン軍機 ウクライナ旅客機を誤爆、搭乗者全員死亡


同点ゴールをきめたMF食野亮太郎選手

誤爆されたウクライナ機の墜落現場



東京五輪で金メダルを目指すU−23日本代表が、初戦のサウジアラビア戦で痛恨の黒星を喫した。
1−1の同点で迎えた終了間際、DF岡崎慎(21)がPKを献上。ビデオ判定は覆らず、後半43分にPKを
決められ、1−2で敗れた。

後半の立ち上がりに先制を許したが、MF食野亮太郎(21=ハーツ)の一撃で、
一時は引き分けに持ち込んだ。だが勝利は奪えず第1戦を終えてB組最下位と最悪のスタートとなった。
次戦は12日、シリアと対戦する。

東京五輪での金メダルに暗雲が漂った。1−1の後半43分、相手との1対1を阻止したDF岡崎がPKを献上。
これを決められた。MF食野の同点ゴールも実らず、五輪イヤー初戦に黒星を喫した。
森保監督は「追いついて、そこから選手たちが試合を支配して勝ちに持っていければ良かったですけど
少し連係のミスが出痛い敗戦になった」と厳しい表情だった。

序盤から攻撃がかみ合わなかった。シャドーの位置に入った食野、MF旗手がドリブル突破で再三の
チャンスを作るも、決定的なシュートはなし。ワントップのFW小川には、なかなかボールが収まら
なかった。

途中交代の小川「フォーメーションうんぬんより、相手の方が球際とか執念が勝っていた」
と悔しそうに話した。

サイドからクロスを上げれど中央のFW小川には合わず、ボランチからのスルーパスはことごとく
カットされた。GK大迫は好セーブ連発も、2失点という結果に「後半の早い時間と終盤で失点して
落としたのは反省しないといけない」と肩を落とした。

同じB組のカタールとシリアが引き分けたため、第1戦を終えて最下位に沈んだ。中2日でシリア
と準備期間も少ないが、五輪本番でも同様の日程が予定されている。「球際のところから崩して
いけるように、勝ち点3取れるように準備していきたい」と指揮官。短期間での立て直しが求められる。

今月8日、イランからウクライナに向けて首都テヘラン近郊の空港を飛び立ったウクライナ国際航空の
752便は離陸後まもなく墜落し、180人近い乗客乗員全員が死亡しました。
旅客機が墜落したのは、イランがアメリカ軍のイラクの拠点を攻撃した4時間後で、欧米各国はイラン
が誤ってミサイルで撃墜したとの見方を示していました。

イランは当初、撃墜を全面的に否定していましたが、11日、声明を発表し、「ウクライナの旅客機は
人為的なミスによって攻撃された」として、一転して旅客機を撃墜したと認めました。
声明でイラン軍は「旅客機が旋回時に革命防衛隊の重要な施設に接近し、飛行形態や高度から
敵の航空機にみえた」として、敵機と誤認して攻撃したとの認識を示しました。

これを受けて、ロウハニ大統領は声明で「この悲劇の遺族に深い哀悼の意を表し、必要な手だてをとっ
て罪を償いたい」として、犠牲者や遺族に謝罪の意を示しました。

一方で「イラン軍はアメリカによる威嚇と攻撃に備えて100%の警戒態勢にあり、これが人為的なエラー
につながっ誤射を起こしてしまった」として、アメリカが緊張を高めたことが事故につながったと主張
しました。

墜落した旅客機の乗客にはイラン国籍の82人とカナダ国籍の57人、またウクライナ、スウェーデン、
アフガニスタン、ドイツ、イギリス国籍の人が含まれていて、カナダやイギリスなどはイランに調査団を
派遣する方針を示しています。

またイラン側もこれを受け入れる姿勢を示し、10日にブラックボックスの解析など調査を始めたこと
を明らかにしていました。

この事件の報道を受けて私は、20年程前に起こった大韓航空機撃墜事件を思い出しました。
1983年9月1日に大韓航空のボーイング747が、ソビエト連邦の領空を侵犯したために、ソ連防空軍戦闘機
により撃墜され、乗員・乗客合わせて269人全員が死亡しております。
イラン当局の言い訳は「盗っ人猛々しい」と思います。
米国を引き合いに出さずに、誤爆の事実だけを謝罪すべきです。






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