EAFF E-1 サッカー選手権・韓国大会の韓国女子代表対日本女子代表(なでしこジャパン)の一戦が17日行われ、
1-0の勝利を収めたなでしこジャパンが4大会ぶり3度目の優勝を決めた。試合後のインタビューでMF籾木結花は
嬉しさを口にした。
なでしこジャパンはFW岩渕真奈とMF長谷川唯が離脱。不安もある中で迎えた最終戦は、MF籾木結花がPKを落ち着
いて決めて、この1点を守り抜き勝利を決めた。
「自分はチームに対して貢献出来ていなかったが、得点でチームに貢献出来たというところは凄く嬉しいです」
とし、「オリンピックに向けて、このアジアでは絶対に負けられないとチーム全員で感じていたので、やっぱり
その気持ちの強さが勝利に繋がったのではないかと思います」とコメントを残した。
そして来年開催される東京五輪に向けて「厳しい戦いの中で勝ち切ったというのは、アジアの難しさなので自信に
繋がりましたし、この自信を持って来年のオリンピックに向けて個人個人がレベルアップ出来るように頑張りた
と思います」と来年に向けて意気込みを残した。
東アジア王者を懸けたE―1選手権(韓国・釜山)に出場中の女子日本代表「なでしこジャパン」は17日、最終戦
で韓国と対戦。引き分けでも優勝が決まる中、スコアレスドロー寸前の後半43分にFW籾木結花(23=日テレ)
が決勝PKを決めて1―0で勝利を収めて3連勝を飾り、2010年以来4大会ぶり3度目の優勝を決めた。男子日本代
は18日に優勝を懸け、こちらも韓国と対戦。初の男女アベックVなるか、注目される。
高倉麻子監督(51)は「もうちょっとスッキリ崩して勝ちたい気持ちはありましたけども、本当に粘り強く勝ち
切れるチームになってきたなと思います」と評価。
事実上の決勝戦となった敵地での日韓戦に「本当に独特の雰囲気にいつも試合がなってしまうので。そういっ
圧力を感じながら選手はプレーしたと思いますけれども。もうちょっとゲームをコントロールできればいいんですけ
また、そのへんはまだこれから修正していけるかなと思います」と分析しつつ「よく戦ってくれたと思います」
話した。
また、来年の東京五輪に向けては「まだまだ成長途中だと思いますけれども、本当に勝ち切ることにこだわって
皆で成長していきたいと思います」としている。
▼MF中島依美(29=INAC神戸) 最後しっかり勝てて良かったと思います。メンバーも初めてやる組み合わせ
多かったのでお互い声を掛け合いながら、自分たちのサッカーができるようにコミュニケーション取りながらやっ
ていました。3戦通して全部勝利で終えたことはチームとして良かったと思います。(ケガで離脱した岩渕に代わ
ってゲームキャプテン務める)
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