−日記帳(N0.2153)2019年11月30日−
名古屋 磐田に敗れたものの事実上J1残留確定
−日記帳(N0.2154) 2019年12月07日−
Jリーグ閉幕、横浜M優勝、名古屋13位残留、湘南プレーオフ


降格の責任を追及する磐田サポーーターの横断幕

15年ぶりの優勝を喜ぶ横浜Fマリノスの選手たち


今日のJ133節は最終節の前節で、優勝と降格が絡む大事な節ですので、日本で唯一J1の試合を生中継
するDAZNにアクセスしましたが試合開始予定の14:00を過ぎても試合の映像が表示されません。
やがて「予期せぬトラブル発生により視聴出来ません懸命に復旧に務めておりますので、しばらくし
てから再度アクセスをお願いします・・・」
との謝罪文が表示されました。
やむなく、中沢氏が運営?するサイトで各地のJ1の試合が交互に放映されるのでここを視聴しました。
この件について、翌日(12月1日)次の文面の謝罪メールが届きました。

 日頃よりDAZNをご愛顧いただきありがとうございます。
11月30日(土)に開催されました、2019明治安田生命リーグ各試合において、DAZNご契約中
のお客さまがライブ配信を視聴できない状態が発生いたしました。
最終節前、注目度の高い試合が多く開催された中、お客さまには多大なご迷惑をお掛けしましたこと
を深くお詫び申し上げます。
現在社を挙げて原因究明に努めており、判明次第、然るべき方法でお伝えさせていただきます。
 DAZNをみなさまに快くご利用いただけるよう、サービスの向上に全力で取り組んでまいりますので
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
 
                                        DAZN一同

この件はさておき、問題の名古屋ー磐田戦に言及したいと思います。
この試合、名古屋は引き分け以上で残留確定するのに対し、磐田は残留するには勝つしかなく、しかも
勝っても湘南が勝つと降格確定という厳しい状態に在りました。
それでも、磐田の選手達は果敢に戦い、試合を支配し続けました。

前半22分にCKから松本がヘディングでゴールを決め、先制に成功。
しかし、同39分に同じくCKから名古屋の長谷川に同点ゴールを許し、1-1で前半終了。

先制ゴールの松本

同点ゴールの長谷川

後半26分に、途中出場の大久保が勝ち越しゴールを決めて今季初となる連勝を達成し残留に、選手、
サポーターが祈る思いで、湘南の試合結果を待ちました。

勝ち越しゴールの大久保

しかし、祈りも空しく湘南の勝ちが確認されると、選手達はサポーター席の前に移動し、深々と
頭をさげ、50,889人の満席の磐田サポーターは拍手をしながらも落胆の表情を見せておりました。

降格が確定したことをサポーターに詫びる磐田イレブン

今節終了時の順位は以下の通り。

  12位 名古屋(37、得失差− 4) 残留事実上確定
  13位 浦  和(37、得失差−15) 残留ほぼ確定
  14位 鳥  栖(36、得失差−20) 清水に引き分け以上で残留
  15位 清  水(36、得失差−25) 鳥栖に勝てば残留
  16位 湘  南(35、得失差−23) 松本に勝てば残留、負けるとJ1参入戦へ	
  17位 磐  田 (31、得失差−19) 降格確定
  18位 松  本(30、得失差−19) 降格確定

松本と磐田のJ2自動降格が決まり、勝ち点37で12位の名古屋以下5チームのうち、最終戦を終えて
16位になったチームが、J2で3位になったチームとJ1参入戦を行います。

J2の3位から6位の大宮(3位)、徳島(4位)、甲(5位)、山形(6)が、J1参入戦を行った結果、
山形2-0大宮 徳島1-1甲府(徳島の勝利)により、12月8日徳島ー山形戦が予定されておりその勝者が
J1の16位のチームとJ1参入プレーオフを行います。

12位の名古屋にも降格の可能性が残っているものの、勝ち点36で並ぶ14位鳥栖と15位清水が直接対決
するため、いずれもが勝ち点37を越えることは有り得ず、どちらかが36もしくは37にとどまります。
勝ち点37になっても得失点差で名古屋に遠く及びませんので事実上、名古屋の残留は確定しました。
名古屋と同じく勝ち点37の13位浦和も得失点差で有利のため、ほぼ残留確定と考えられます。

鳥栖ー清水戦で勝った方は無条件で残留、負けた方は湘南が松本に負けた場合は無条件で残留。
湘南が松本に引き分け以上になると残留は微妙になります。
従って、鳥栖、清水、湘南は最終節に残留を賭けて運命の闘いを強いられることになります。
                       

Jリーグは、今日行われた第34節をもって閉幕しました。
優勝は横浜Fマリノス(15年ぶり4度目)、名古屋は鹿島に1-0で破れましたが13位で辛うじて降格を免れ、
磐田、松本は降格、湘南はプレーオフとなりました。

今年のJ1の最終順位

Jリーグは7日、J1の全18クラブの監督と選手による投票結果をもとに「2019Jリーグ優秀選手賞」
の33人を発表ました。

8日の年間表彰式「Jリーグアウォーズ」で発表される最優秀選手賞(MVP)とベストイレブンの
受賞者は、この優秀選手の中から決まる。

Jリーグ優秀選手賞の受賞選手、33人は次の通りで名古屋から一人も選ばれてないのは残念です。

▽GK 林彰洋(FC東京)キム・ジンヒョン(セレッソ大阪)朴一圭(横浜F・マリノス)

▽DF 福森晃斗(コンサドーレ札幌)ティーラトン(横浜F・マリノ シマオ・マテ(ベガルタ仙台)
、チアゴ・マルチンス(横浜F・マリノス)、室屋成(FC東京)、畠中槙之輔(横浜F・マリノス)、
森重真人(FC東京)、エウシーニョ(清水エスパルス)、谷口彰悟(川崎フロンターレ)、
マテイ・ヨニッチ(セレッソ大阪)

▽MF レオ・シルバ(鹿島アントラーズ)中村憲剛(川崎フロンターレ)土居聖真(鹿島アントラーズ)
、家長昭博(川崎フロンターレ)、セルジーニョ(鹿島アントラーズ)、喜田拓也(横浜F・マリノス)、
高萩洋次郎(FC東京)、山口蛍(ヴィッセル神戸)、橋本拳人(FC東京)、アンドレス・イニエスタ
(ヴィッセル神戸)、大島僚太(川崎フロンターレ)、柏好文(サンフレッチェ広島)

▽FW 興梠慎三(浦和レッズ)、仲川輝人(横浜F・マリノス)、ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
、ドウグラス(清水エスパルス)、永井謙佑(FC東京)、ダビド・ビジャ(ヴィッセル神戸)、
マルコス・ジュニオール(横浜F・マリノス)、古橋亨梧(ヴィッセル神戸)

・追記:
 翌日、最優秀選手賞(MVP)に最優秀選手賞(MVP)に、J1を15季ぶりに制した横浜MのFW仲川輝人
 が初めて選ばれました。A代表の出場経験がない日本選手の受賞は初で、横浜Mからは2013年の中村俊輔
 (現横浜C)以来、3人目(4度目)。

中川選手(韓国遠征中)

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