−日記帳(N0.2121)2019年08月22日−
履正社・井上 星陵・奥川から逆転3ランで初優勝
−日記帳(N0.2122) 2019年08月25日−
中日・山本拓実投手 連勝して存在感示す


履正社ナイン

インタビューで雄叫びをあげる山本投手

               

101回となる全国高校野球選手権決勝戦は、勝てば共に初優勝となる大阪代表の履正社と石川代表の星陵
との間で行われました。	
東海4県代表は静岡(静岡県)、津田学園(三重県)、誉(愛知県)、中京学院大中京(岐阜県)でした。

愛知県代表の誉(ほまれ)は、私には初耳で、愛工大名電、中京大中京を破ったことから相当の強豪と思っ
たのも束の間、1回戦で青森県代表の八戸学院光星に0−9で大敗してしまいました。

静岡は1回戦で津田学園に1-3 その津田学園は2回戦で履正社に3-7 中京学院大中京は準決勝で星陵に0-9
で破れました。私には、中京学院大中京に中京大中京の勇姿が偲ばれました。

決勝戦の星陵-履正社戦は記録に残る名勝負になりました。昨年の選抜で、履正社は星陵のエース奥川投手
に17奪三振 完封負けしたことから、奥川攻略に燃えておりました。
2回、星陵に1点先制されたものの、3回、2四球の後、4番井上広大選手のバックスクリーン左へに逆転3ラン
で逆転。 

7回に星陵・内山壮真選手の同点打で3-3とされたものの、 8回に野口海音君の逆転打で4−3とし更に1点
を加え、最終回の星陵の攻撃を併殺で防ぎ、念願の初優勝を果たしました。
履正社は、関関同立現役合格合計 139名、阪大、神戸大、九大等の国立大にも合格者を出すなど文武両道の
私学で、今回の優勝を機に更なる飛躍が期待されます。

優勝旗を授与される履正社・野口主将

悔しい思いで履正社の校歌を聞く星陵の選手達

星陵・奥川投手

逆転打を放った履正社・井上選手

春夏の甲子園球場での高校野球開幕式で、各地区代表校の校名を表記したプラカードを掲げて選手達を
先導して行進する女子高生たちに爽やかさを感じます。彼女たちは市立西宮高校の一、二年生です。
今日のナゴヤドームでの広島戦で、阪神戦に続けて2勝目を獲得した中日ドラゴンズの山本拓実投手(19)
はこの市立西宮高校出身です。

自宅が甲子園に近かったこともあって阪神ファンだった彼は甲子園での、2019年7月31日、阪神16回戦
で先発し、6回1失点で見事勝利投手となり、勝利インタビューでその感動を物語っておりました。
憧れの甲子園で、憧れていた阪神に勝った感動は計り知れないものだったでしょう。

今日はホームのナゴヤドームでの広島戦に彼は先発しました。初回に2失点したものの阿部の同点打
大野奨の犠打等で6−2でリードした6回表、勝利投手の権利を持って福と交代しました。
その後、広島は2点、中日は4点を加点し、結局10-4で中日が勝利し、山本が勝利投手となりました。

4回裏に、山本投手のプロ入り初ヒットで、初打点したことも忘れられない思い出になることでしょう。
初の本拠地お立ち台では隣の阿部から耳打ちされ、先輩の指示通り「最高で〜す!」と2度叫びました。

プロ入り初ヒットの山本投手

この日の山本投手

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