上図は、セ・リーグの5月24日時点での順位推移グラフです。
4月16日の時点で最下位だった広島が10連勝して巨人を追い抜いて首位になったこと、
逆に4月14日時点で2位だったヤクルトがドロ沼の9連敗をして5位中日に半ゲム差に
迫られていること、巨人、阪神が堅調に推移していることが、順位表から読めます。 |
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セ・リーグの5月24日時点での勝敗表 |
打率3位、本塁打数4位、得点2位の広島が、この3部門で全て1位の巨人に逆に
2ゲーム差リードして首位に立っているには、一見奇妙に思えます。
その理由は、広島が巨人戦を4勝1敗1分けと大きく勝ち越してるからです。
一方、打率2位の中日が5位に低迷しているのは、得点に繋がる効果的な安打が少ないことと
得点、本塁打数がリーグ最下位であることに因ります。
しかし、今日のヤクルト戦を10-3で快勝してヤクルトを抜いて4位に浮上しました。
最近の与田監督の選手起用は的を得ているように思えます。
先発に勝野昌慶(21)、清水達也(19)等の若手、野手に溝脇隼人(25)、木下拓也(27)等のこれまで
出場機会にあまり恵まれなかったベテランを起用して成功しているからです。 |
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勝野昌慶選手 |
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清水達也選手 |
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溝脇隼人選手 |
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木下拓也選手 |
中日は現在借金4で3位阪神に4ゲーム差の4位で、阪神を抜いてAクラス入りは容易でありません。
負傷で登録抹消されている平田野手、笠原投手が再登録されれば、オ−ルスターまでにAクラス
入りするのも夢ではないと思います。
グランパスの優勝、ドラゴンズの優勝を願って止みません。
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