−日記帳(N0.2063)2019年01月17日−
アジア杯 日本 予選Lで3戦全勝して決勝T進出
−日記帳(N0.2064) 2019年01月21日−
日本 サウジ戦で劣勢の展開で富安の決勝ゴールを死守して勝利


オマーン戦に臨む日本代表

サウジアラビア戦に臨む日本代表


4年に1回開催のサッカーの第17回アジア杯が始まりました。
日本は過去16大会で最多の14回の優勝を果たしており、今年はアラブ首長国連邦(UAE)で開催。
日本は、予選GのF組(日本、ウズベクスタン、オマーン、トルクメニスタン)に属し、

1月9日のトルクメニスタン戦で3-2、1月13日のオマーン戦で1-0、1月17日のウズベクスタン戦で
先制されるも武藤の大会初得点で同点とし、後半に塩谷の代表初ゴールで2-1逆転勝利で予選突破。
ウズベキスタン戦は負けても問題無いことから、まだ出場してない選手を起用しております。

ただ、おオマーン戦では二つの問題のシーンが有りました。
一つ目は、前半26分にペナルティエリ内アで原口元気が倒されPKを獲得したシーンです。
私の目には、ペナルティエリアの外で倒されたように見えました。

PKを決める原口元気

二つ目は、前半終了間際の45分、オマーンの素早いカウンターを食らった日本は、ゴール前に持ち込
まれサラー・アルヤハヤエイにシュートを打たれ、これを長友が身体を張って防いだシーンです。

長友の手にボールが当たる直前のシーン


私の目には、ボールが長友の手に当たっていたように見えました。
しかし、主審はCKと判定したため、オマーンはピム監督以下、全く納得がいかない表情を浮かべた。
実際、オマーンの選手たちもハンドとみなして主審に詰め寄りましたが判定は覆りませんでした。
この判定は内外に物議を醸しており、後世に語り継がれることでしょう。

最も手厳しく批判したのは、ノルウェー・メディアの『Nettavisen』で、結果はどうあれ試合内容
については、「物議を醸すペナルティが日本を後押しした」と評しております。
米ニュース専門チャンネル「CNN」の中東版は、前半、オマーンが得た得点のチャンスはペナルティ
エリア内にいた日本人選手によって阻まれた。しかし、審判はオマーンにPKの権利を与えなかった」
と長友のハンドを確信している旨を報じております。
長友、本人も「ビデオ判定が無くてよかった」と本音を語っておりました。


アジア杯アラブ首長国連邦(UAE)大会決勝トーナメント1回戦の日本対サウジアラビアが21日
行われ、日本が1-0でサウジアラビアに勝ち、8強に進出、24日の準々決勝でベトナムとの対戦
が決定しました。

シャルジャ入り後初めての快晴で陽射しの強さを感じる中、試合はサウジが立ち上がりから
ボールを70%以上支配してパスをつないで攻め込む展開が続きました。
サウジアラビアは12分には左サイドから攻めこみ、日本DFのクリアボールを拾ったMFアブドゥル
アジズ・アルビシ選手が強烈なシュートを放ちますが、DF吉田麻也選手(サウサンプトン)が体
を張って阻止し、ゴールを死守しました。

サウジアラビアの攻めに日本は冷静に対応。暑さも考慮してか、無理をせずに守備の意識を高く
持ち、奪ったボールで相手DFの裏のスペースを早目に狙う姿勢を見せます。
15分を過ぎると、中盤でボール奪ってMF堂安律選手(FCフローニンゲン)やDF酒井宏樹選手
(オリンピック・マルセイユ)へ繋いで右サイドから仕掛ける場面を作ります。

19分、柴崎選手のFKに原口選手が左サイドで仕掛けてCKを得ます。このCKを柴崎がゴール前の
冨安選手へ送ると、「マンツーマンにしてはちょっとマークが緩い」と感じた20歳のDFが相手の
マークを外して頭で合わせ、ゴールネットを揺らしました。20歳と77日目での得点で、堂安選手
が持っていた日本代表最年少ゴール記録を塗り替えました。

その後、日本は29分にも相手ボールを奪った柴崎選手から前線へ展開。堂安選手が右サイドから
中へクロスを送ると、ゴール前で武藤選手が飛び込みますが、これは相手GKへのファウルの判定
となりました。サウジアラビアは35分、左からパスを受けたMFハタン・バヒブリ選手が左足で
ゴールを狙ってシュートは枠の外へ流れます。

後半開始早々には、サウジアラビアが右CKから最後はアルダワサリ選手が右足でシュート。
これはGK権田修一選手(サガン鳥栖)が阻止しましたが、その後もサウジアラビアがボールを
保持して攻める場面は続きます。62分には右クロスにアルダウサリ選手がゴールを狙い、その
3分後にはバヒブリ選手がミドルから日本ゴールを脅かしましたが、日本は集中を切らさずに
対応します。

サウジアラビアは最後まで同点の機会を探り、87分にはカウンター攻撃からアルダウサリ選手、
バヒブリ選手が連続シュートを放ちますが、吉田選手とDF長友佑都選手が体を張ってブロック。
アディショナルタイムにはアルブライック選手に右サイドから狙われますが、権田選手が再び
好反応を見せてセーブ。日本は1-0で逃げ切り、8大会連続で8強入りを決めました。

バヒブリ選手のシュートを阻止するGK権田修一選手(サガン鳥栖)

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