−日記帳(N0.2053)2018年12月23日−
女子フィギュア日本選手権 坂本花織 優勝
−日記帳(N0.2054) 2018年12月25日−
男子フィギュア日本選手権 宇野昌磨 優勝


左から2位紀平梨花 1位坂本花織 3位宮原知子

左から2位高橋大輔 1位宇野昌磨 3位田中刑事


キスアンドクライで得点の発表を見守っていた坂本花織は、得点が出た瞬間
「え、えーっ」と目を見開くと、両手で顔を覆いました。

ショートプログラムで宮原知子に次ぐ2位につけていたものの、フリーでは他の
選手全員が滑り終えて、220点台というハイスコアを紀平梨花、宮原知子、三原舞依の
3人が出していただけに最終滑走者の坂本花織には3人を追い抜く得点が得られるとは
思っていなかったのでしょう。

本人は「完璧じゃなかった」と反省しておりましたが、冒頭のトリプルフリップ−トリプル
トウループの連続ジャンプから確実に決め、スピン、そして苦手のステップはすべてレベル4。
こうして、、国際スケート連盟非公認ながら、今シーズンのフリーの自己ベストである10月の
スケートアメリカで出した142.61を大幅に上回る152.36を獲得し総合得点でも228.01で優勝。

坂本花織

宮原知子

紀平梨花

本田真凜

ベスト15位

宇野昌磨  君 足が痛いでしょうが、何とか耐えて頑張って優勝して!
紀平梨花さん ショートの点を気にしないで平昌に続けて連覇達成を!

そんな思いを抱きながら、大阪・東和薬品ラクタブドームで、12/21(金)〜12/24(月)にかけ
て行われた催されたフィギュアスケート全日本選手権最終日のテレビ実況放送を視聴しました。
宇野昌磨選手は、SP6分間練習でアクセルジャンプが抜けて着氷後両膝に手を数秒間置いて痛み
を堪えるシーンが見られました。その後はジャンプを跳ばず、リンクを回り続けておりました。

SPでは、非公認ながら今季4大会ぶりに100点台の102.26で1位。
「やってやったぞ、という思いがありました」終了直後の心境を彼はこう表しました。
ただこの時点では、足の状態を記者に問われても、一切答えることは有りませんでした。
フリーとの間に1日空き、その間公式練習せずにそのままフリーに臨みました。

フリーでは、予定構成を変更し、冒頭の4回転フリップは着氷したが、続く3回転サルコーと
4回転トーループは着氷が乱れた。だが、中盤から後半にかけて立て直しました。

4回転―2回転の2連続トーループ、トリプルアクセル(3回転半)、トリプルアクセルからの
3連続ジャンプで出来栄え(GOE)でともに3点以上加点を得るなど、技術点は97.12点。
演技構成点は5項目中4項目で9点台で、89.92点でした。
演技を終えると、両拳を握りしめ、笑顔を見せました。
この結果、来年3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)の代表入りが決まりました。

優勝した宇野昌磨選手

ジャンプする宇野昌磨選手

出場選手ベストテン

前 頁 へ 目 次 へ 次 頁 へ