−日記帳(N0.2047)2018年11月25日−
紀平梨花さん見事にGPフランス大会で優勝
−日記帳(N0.2048) 201811年11月25日−
大阪が2025年国際博覧会の開催地に決定


優勝した紀平梨花さん(右)と準優勝した美原真衣さん(左)

2025年国際博覧会の開催地に決定し、喜び合う松井大阪府知事等関係者


フィギュアスケート:GP第6戦フランス杯が24日(日本時間25日)グルノーブルで行われ
女子フリーでショートプログラム(SP)67.64点で2位につけていたシニア1年目の紀平梨花
((16) 関大KFSC)がフリー(FP)で138・28点の好記録を出し、合計205・92点で、
第4戦NHK杯(広島)に続く優勝を果たしました。

優勝した紀平梨花さん

グランプリ(GP)シリーズ2連勝を飾り、シリーズ2戦上位6人のGPファイナル
(12月、カナダ・バンクーバー)初出場を決めました。

フリー138・28点の合計205・92点で、第4戦NHK杯(広島)に続く優勝。
SPでは大技トリプルアクセル(3回転半)が1回転半となり、0点となるミス。
冒頭でバランスを崩しながらも着氷し、2本目の3回転半は
2回転半−3回転トーループへと切り替えて成功させた。そこからは大きなミスなく、
次々とジャンプを決めて、完成度の高さで勝負。きっちりと演技をまとめ、頂点に立った。

GPデビュー戦前、ファイナルへの意識は「狙ってもいなかったようなくらいだった」。
だが、NHK杯優勝で自信を深め「1位になれたということで
、今からは『チャンスができた』っていう風に思ったので、やっぱり狙っていけるように
していきたい」と力強く言い切っていた。平昌五輪銀メダルのメドベージェワ(ロシア)
らを上回った16歳が、世界トップが集う大舞台へと進む。











2025年国際博覧会(万博)の開催国を決める博覧会国際事務局総会がパリで開かれ、23日午後
(日本時間24日未明)加盟国による無記名投票で、大阪市を候補地とする日本が選ばれました。
決選投票で、ロシアを破っての決定でした。

日本での万博は、2005年の愛知につぎ、大阪での開催は1970年以来55年ぶりです。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、健康、医療に関する技術貢献を目指します。

万博は人工島 夢洲の155ヘクタールを会場に2025年5月3日〜11月3日の185日間開催れます。
2800万人の来場を想定し、2兆円の経済波及効果を見込んでいる、と報じられています。

一方で、大阪府と大阪市は、前年の2024年に、夢洲でのカジノを含む統合型リゾート施設
の開業を目指していて、これには反対の声もあります。地元の大阪では、歓迎の声と、
税金の使い道としてどうか、という疑問の声があるようです。

誘致にあたって、支持を得るために世界各国の人を大阪に呼んだり、パビリオンの建設をサポート
する等の票を入れてもらうための働きかけを相当していて約100ヶ国に約240億円を支援する計画も
公表していたとのことです。

これから、会場費として1250億円が必要になりますが、財源は未定とされています。
IR事業者に地下鉄建設費の一部を負担させることも検討しているとのことです。
これでは、ますます万博とIRを一体として進めることになり、住民が望まない
方向にいくことも考えられます。

万博は、産業革命の頃、1851年にロンドンで初めて開催され、フランスは1989年の万博でエッフェル塔
を建設しました。大阪万博では、6421万人が来場しましたが、最近は存在意義が薄れたともいわれ、
2000年のドイツ・ハノーバー万博では、入場者数が当初の半分にも届きませんでした。

命、健康を掲げる大阪万博も、中身がつまっているわけではないようです。
誘致をした、大阪府、大阪市、政府には、多くの人が納得できる税金の使い方、万博のあり方をしっかり
説明してもらいたいと思います。 


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