−日記帳(N0.2039)2018年11月10日−
今日は 日本にとって祝福すべき勝利が4件も有ったので一挙に編集
−日記帳(N0.2040) 2018年11月12日−
「こうのとり7号機」試料カプセル回収し日本初の独自帰還


ヘルセポリスに勝利してアジア王者になった鹿島の選手たち

回収された試料カプセル


日本にとって祝福すべき勝利は次の4件。

・鹿島がイランのヘルセポリスの勝利してアジア王者になったこと
・侍ジャパンがMLBオールスターに大差で連勝したこと
・宇野昌磨選手がフィギュアNHK杯で初優勝を果たしたこと
・紀平梨花選手がグランプリ初のNHK杯で初優勝を果たしたこと

・鹿島がイランのヘルセポリスの勝利してアジア王者になったこと

深夜2時前に激戦を0-0の引き分けで終え トータル2-0で勝利したことに感激し深夜遅
くまで頑張ってテレビを見続けた甲斐が有りました。
鹿島にとって宿願の初タイトルだけにインタビューに答えた鹿島主将DF昌子源の目に涙が。

ホームで第1戦を2-0で先勝した鹿島がアウェーでペルセポリス(イラン)と0-0の引き分けで
2戦合計2-0でクラブ史上初のアジア王者に輝いた。昨年大会は浦和が10年ぶり2度目の優勝して
おり、2大会連続で日本勢がアジアの頂点に立ちました。

第1戦と同じ11人をスタメンで起用した鹿島。前半からMFレオ・シルバが縦横無尽に動き回
ってペルセポリスの攻撃を封じ0-0で試合を折り返すと、後半も鹿島は気迫のディフェンス
でペルセポリスに決定機を与えず。終盤に迎えたピンチの連続もしのぎ、2点のリードを
守り切って悲願のアジア制覇を成し遂げました。

試合会場のアサディスタジアムは観客動員は10万人と発表された。鹿島サポーターは約300人
と伝えられていただけに、その割合はわずか0.3パーセント。まさに完全アウェーの上、イラン
サポーターが鳴らす
ブブゼラの音が耳障りで、テレビで視聴していた私は、
あまりにも煩さいので一時、消音にしたほどでした。

主将の昌子は、そんな環境にも関わらず煩雑な出国・入国手続きを厭わず応援に来た日本人
サポーターに感謝の言葉を残しておりました。


首都テヘランに在るアサディスタジアム

イランの女性サポーター(イランで女性がこのような場に 現れることは極めて珍しい)
侍ジャパンがMLBオールスターに大差で連勝したこと

11月10日に東京ドームで行われた日米野球第2戦で、柳田悠岐選手2試合連続本塁打となる2号2ラン
など侍ジャパン打線が爆発、計17安打12得点を挙げ、MLB選抜に大勝 2連勝を飾りました。

2試合連続本塁打となる2号2ランを放つ柳田悠岐選手
宇野昌磨がフィギュアNHK杯で初優勝を果たしたこと
広島で行われたグランプリNHK杯で宇野昌磨選手(20)が276.45点を獲得して第2戦・スケートカナダ
に続き今季GPシリーズ2勝目を飾り、GPファイナル(12月・バンクーバー)出場を確定させました。

NHK杯優勝の宇野昌磨選手
紀平梨花選手がフィギュアNHK杯で初優勝を果たしたこと
紀平梨花選手はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を3回転トーループとのコンビネーション
で決め続けて単発のトリプルアクセルも決め大逆転で日本人初となるGPデビュー戦優勝を
たぐり寄せました。

NHK杯で初優勝を果たした紀平梨花選手


国際宇宙ステーション(ISS)が夜空を飛行する様子を自宅のベランダから妻と観測するのは
楽しいひとときでもあります。
直近で観測したのは、今年の7月20日から22日にかけての3日間で綺麗に観測できて思わず
歓声をあげたほどでした。

このISSの中で実験で作成した試料を収納し、物資補給機「こうのとり7号機」から分離した
カプセルを回収することに成功したと11日、JAXA)が発表しまた。
日本がISSの物資を独自に回収したのは初めてのことです。

JAXAは、洋上に着水したカプセルを船で回収し南鳥島を経由して航空機で運び、内部の試料を
13日にJAXAの筑波宇宙センター(茨城県)に発送しました。
「こうのとり7号機」はISSから離脱後に大気圏に突入すると燃え尽きてしまいますので物資を
地球上に持ち帰ることは出来ません。

今回は、カプセルのエンジンを逆噴射して姿勢を制御しながら減速し、試料への衝撃を和らげ
ながら下降させ、太平洋上の南鳥島沖に落下させることで回収できました。
従来、日本は試料の回収を米国とロシアの宇宙船に依存してきましたが、今回初めて日本独自
で回収できたため、より鮮度のいい状態でより早く研究者に届けることが出来そうです。

収納した試料は、ISSの日本実験棟「きぼう」で作成されたタンパク質の結晶と金属酸化物で
計約1kg。試料の鮮度を維持するため、内部を4度に保つ保冷剤も入れてております。
カプセルの回収能力は最大約20kgですので、米国の宇宙船の約1.5tと比べればごく僅かですが
試料を回収する機会を増やせるメリットが有ります。

宇宙実験の費用対効果が厳しく問われる中、ISSの運用は2024年にも打ち切られる可能性があり、
ますので今回の回収は極めて意義が高いと思います。

探査機「はやぶさ」は2010年、小惑星の物質を地球に持ち帰ることに成功しましたが、カプセル
は弾道のように降下するため損傷が激しかったのですが、今回はカプセルはエンジンを噴射して
姿勢を制御しながら減速し、試料への衝撃を和らげながら降下させ損傷を和らげております。

この方法は日本が将来、有人宇宙船を開発する場合、船内の飛行士を守るための基礎技術にも
つながると期待されます。JAXAの担当者は「ふんわりと降りる技術は、有人宇宙船開発の最初の
ステップになるかもしれない」と話しております。


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