−日記帳(N0.2071)2018年08月20日−
戦争に纏わる怖い思い出
−日記帳(N0.2072) 2018年08月25日−
アジア競技大会2018の金メダルから


米戦闘機グラマン

アジア競技大会2018のシンボル画像


戦争に参戦したり、参戦しないまでも何らかの形で戦争に関わった人々はほぼ90歳以上と思われます。 この年代の方々は戦争について多くを語ろうとしません。 人は誰も苦しかった時のことは思い出したくなく、まして人前で語る気になれないのは当然のことと思います。

総務省統計によると、終戦の1945年以前に生まれた人は23,598,000人(2011年現在)で、 総人口1億2779万9千人の約18.5%に過ぎません。 かく言う私もこの18.5%に属し、戦前派に属します。

戦後生まれの「戦争を知らない世代」は2011年で81.5%でした。 数年前、女子大生たちとスナックで話し合う機会があり、その折に彼女たちに太平洋戦争で日本と米国が 戦ったことに話が及んだのですが、その時彼女たちは「ウッソー!日本が米国と戦争したんですか?」 と驚いたのに、唖然としたことを覚えております。

このような実情を思うと、戦争を知る世代が戦争を知らない世代に戦争を語り継いでいくことの必要性を痛感します。 そんな訳で、細やかですが私の戦争に纏わる出来事を思いつくまま書き並べて語り継いでいきます。

・水泳中に米戦闘機グラマンに機銃掃射された
・家の庭に六角形の焼夷弾の不発弾が落下
・駿河湾に潜入した米潜水艦が家の近くに発砲した
・米爆撃機B29に日本の戦闘機が打ち落とされる様子を目撃

六角形の焼夷弾

米戦闘機グラマンに機銃掃射された時に泳いでいた焼津の沖合

インドネシアの2010年の総人口は2億3,764万1326で中国・インド・アメリカに次ぐ世界第4位。 2017年は2億6199万人に増加し、今後も人口ボーナスにより人口は着実に増加してゆく傾向にあり、2050年の推計人口は約3億人と推定されております。 世界最大のイスラム教国家ですが信教の自由が保障され、仏教、キチスト教も広く普及しております。

そのインドネシアの南スマトラ州の州都 パレンバン(人口約170万で アジア競技大会が第18回として、2018年8月18日?9月2日の期間で開催されております。 日本では1958年に第3回大会が東京、1994年に第12回大会が広島、そして2026年の第20回大会が名古屋で開催されることが決定しております。

8月27日の時点で、日本は下表に示すように金メダル43個を獲得して健闘しております。

各国のメダル獲得状況

43個の金メダルはそれぞれに素晴らしかったのですが、その中から印象深かった競泳女子の池江璃花子さん、マラソンの井上さんについて取り上げてみます。

・競泳女子の池江璃花子さんの六冠達成:
池江は璃花子さんは、400mリレー、50mバタフライ、100m自由形、100mバタフライ、400mメドレーリレー、50m自由形 の6種目で金メダルを獲得し六冠に輝きました。女子選手に限れば史上最多単独となりました。

50m自由形で金メダルの池江は璃花子さん

・男子マラソンで井上大仁 金メダル獲得:
8月25日、陸上が始まり、男子マラソンで井上大仁(MHPS)が2時間18分22秒で優勝し、金メダルを獲得した。 日本選手の優勝は1986年ソウル大会の中山竹通以来、32年ぶり。園田隼(黒崎播磨)は2時間19分4秒で4位だった。 前半はスローペースで展開。井上は37kmすぎからエルハッサン・エルアバシ(バーレーン)との一騎打ちに。 最後はトラック勝負にもつれ込み、ラストスパートで競り勝ちました。

男子マラソンで金メダルの井上大仁選手

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