−日記帳(N0.1954)2017年05月11日−
桑名の船津屋で会食
−日記帳(N0.1955) 2017年05月12日−
中日ドラゴンズの弱さを分析する


船津屋

ナゴヤドーム


元勤務先のOB3人と私の4人による「四人会」という名の親睦団体があり、幹事輪番制で名古屋市とその周辺で毎年、数回会合を開いております。 今回は桑名市在住のH君の幹事役で桑名市内の蛤料理の老舗「船津屋」で開きました。(冒頭の写真参照)

私は根っからの貝好きで、鮑、栄螺(サザエ)、蛤が特に好きです。浅蜊(アサリ)も大好きですが日本で半分以上の漁獲高を誇っていた愛知県の浅蜊が ツメタガイに食べられたりして激減し、更には貝毒の発生により、県から出荷規制が出されるなどで近くのスーパーでは購入出来なくなり安念です。 その大好きな蛤を食べたい一心で会場に船津屋を指定させて頂きました。

明治42年、泉鏡花は桑名を訪れ船津屋に一泊、ここを舞台に名作「歌行燈」を書き上げました。のちに「歌行燈」を戯曲化した久保田万太郎が 詠んだ「かわをそに火をぬすまれてあけやすき」の句碑が船津屋表塀に建っています。

船津屋表塀にある久保田万太郎が詠んだ句碑

「かわをそ」は「かわうそ」のこと。「あけやすき」は「夜が明けるのが早い」という意味で。「歌行燈」の「かわうそ」の話を下敷きにしていることは 明らかで、泉鏡花の作品を読んでいて夢中になり、夜が明けてしまった。・・・ という意味と思われます。


中日ドラゴンズファンとして、このような日記文を書くことに戸惑いを感じますが、その思いを整理して冷静に分析するために敢えて行いたいと思います。 今シーズン開幕前に10人の評論家諸氏が順位予想しましたが、全員中日ドラゴンズを最下位としておりました。残念ながら私もこれに同意しました。 理由は、最下位だった昨年と選手・スタッフが変わっていないからです。

敢えて問題を三つあげるとすれば、捕手が固定されていない、抑え投手がいない、切り札の代打がいない であると思います。 捕手は松井、杉山、木下が併用されて固定出来るほどの実績、素質、将来性の有る捕手がが見出せません。

又吉を先発にまわすと、まともな抑え投手は田嶋以外いません。祖父江、三ツ間、岡田をだましだまし使うしかありません。本来なら、福谷、浅尾、山井 を起用するところですが不調で現在一軍に在籍してません。その田嶋も6戦中セーブを上げられたのは2試合のみでした。代打は藤井、工藤、遠藤、井領、荒木等 ですがいずれも打率2割5分以下、頼りにしていた高橋周平は未だにノーヒットでいずれも頼りになりまん。

これら現代打陣から不調組を落として、溝脇隼人、渡辺 勝 近藤弘基等25才以下の選手を引き上げるべきでしょう。2年前現在二銀監督の小笠原が代打で登場する と場内がどよめいたものですが、現在そのような代打者が居ないのは寂しい限りです。私が、中日復活のカギを握っているのは、鈴木翔太投手、京田陽太遊撃手、 木下拓哉捕手の3選手と考えております。

鈴木翔太投手

京田陽太遊撃手

木下拓哉捕手

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