−日記帳(N0.1944)2017年04月02日− | |
2017年フィギュアスケート世界選手権で羽生結弦優勝 |
−日記帳(N0.1945) 2017年04月07日− |
中日 開幕後引き分け挟んで5連敗後漸く勝ち星 |
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表彰台の3人(宇野、羽生、金) |
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満塁で京田が死球を受けて三塁ランナーのゲレーロ生還し決勝点 |
フィギュアスケートの世界選手権大会は1896年、ロシアのサンクトペテルスブルクで男子のみで開かれ、2回の対戦による空白を除けば毎年開催されております。日本では、1977年に東京、1994年に千葉、2002年に長野、2007年に東京、2014年にソチで開催されそして2019年には埼玉で開催されます。 日本女子選手の活躍が目覚ましく、1989年のパリ大会で伊藤みどり、1994年の千葉大会で佐藤有香、2007年の東京大会で 安藤美姫、2008年のイエテポリ大会で浅田真央、2010年のトリノ大会で浅田真央、2011年のモスクワ大会で安藤美姫、2014年の埼玉大会で浅田真央がそれぞれ優勝を果たしております。 実に、2007年から2014年の7年間で日本女子選手が5回も優勝を果たしているのに対して日本男子選手は、2001年の長野大会で初めて本田武史が3位で初めて表彰台に登っただけで一度も優勝はしておりません。それでも2007年の東京大会で2位だった橋大輔が2010年のトリノ大会で優勝、 2011年のモスクワ大会で小塚崇彦2位、2012年のニース大会で橋大輔に次いで羽生結弦が3位となって頭角を現しました。 オリンピックチャンピオン、世界選手権者、グランプリファイナル4連覇、まさに世界王者の羽生結弦にとって今年の世界選手権優勝は間違いなしと思われておりました。ところが、ショートで冒頭の4回転ループからダイナミックで美しい滑りを見せたものの次の4回転サルコウのフォーメーションで失敗し98.39点でショートプログラムは5位に留まりました。 フリーに臨む5位の1位の羽生は同僚の1位フェルナンデス(スペイン)に10.66の差をつけられておりました。 従って羽生が、上位の2位の宇野昌磨(日本) 3位のパトリック・チャン(カナダ)、4位の金博洋(中国)を含めて上位者を追い抜くにはフリーでの200点越えが必要で、昇り調子の宇野昌磨を考えると210点台が必要と思われておりました。 羽生が出場すると場内は騒然としました。引き締まった表情でポーズを見せ、羽生は久石譲「Hope & Legacy」のBGMに合わせて滑り出しました。演技は圧巻でした。しなやかさにしてたくましく、優雅にして厳かで観る者を魅了し続けて終わりのポーズを取ると拍手が湧き起こり、無数の花束が投げ込まれ少女たちが拾い集める光景が続きました。 これがその時の素晴らしい演技です。 |
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羽生結弦の演技 |
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羽生結弦が演技した後で投げ込まれた花束を拾い集める少女たち |
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2017年フィギュアスケート世界選手権男子成績表 |
中日は昨年、最下位。今年もシーズン前の順位予想では10人中、10人が最下位とするほどで、昨年とさして変わらないメンバーを見ると今年も最下位は決まりと思われます。予想通り開幕後引き分け挟んで5連敗、中日ファンとしては悲しい限りです。今日の横浜戦も2回に1点、3回にも1点取られ2点リードされたのに3回裏、大島、ゲレーロ安打、ビシエド四球で一死満塁から平田が左翼にタイムリー三塁打で3点返し一挙3−2と逆転。 更に京田の犠飛で1点追加し4−2としました。ところが、横浜は3,4回に1点、5回に2点取って再び5−4逆転しました。7回裏、亀沢、ゲレーロのヒットで作った一死一・二塁のチャンスでビシエドが中前に同点タイムリーで5−5の同点。平田四球で一死満塁、ここで京田が死球を受けて中日が決勝点となる6点目をとり、更に藤井の犠飛で1点追加し7−5としました。 6,7,8回を大野から代わった又吉が梶谷のヒット1本に押さえ、9回から巨人戦で安倍に痛恨の逆転3ランで敗戦投手となった田島がマウンドに上がりました。横浜を三者凡退に打ち取って雪辱し、中日が今季初勝利を挙げました。今日のヒーローは打の平田、投の又吉に尽きます。特に、昨年まで背信投球でファンの罵声を何回か浴びている又吉の変身が頼もしく思えました。 |
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京田のファインプレーの場面 |
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好投した又吉 |
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