−日記帳(N0.1932)2017年03月08日− | |
侍ジャパン オーストラリアを撃破して2連勝 |
−日記帳(N0.1933) 2017年03月10日− |
侍ジャパン 中国を撃破し3連勝で1次L突破 |
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侍ジャパンのメンバー |
第4回WBC開幕前の強化試合で芳しい成績を残せず、心配された侍ジャパンでしたが、本番に臨んでからその真価を発揮し、一昨日のキューバに続けて今晩のニュージーランド戦で4−1で快勝し、1次リーグ突破をほぼ確実にしました。 この試合の決定的場面は7回表の中田翔(日ハム)の逆転ソロにつきますが試合を決めた一球は、岡田(中日)によるものでした。 同点で迎えた5回裏のオーストラリアが菅野(巨人)を攻めて四球とヒットで一死 一・二塁とし、球数制限の65球を超えたことにより代わった岡田が暴投と四球で一死満塁のピンチを招き、2番のべレスフォードを迎え明らかなボール球でボールカウント0-2になった時、捕手の小林(巨人)がタイムをかけて岡田にあるみ寄って囁きました。 |
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岡田に言葉を交わす小林 |
茫然自失の状態になっていた岡田は、このタイムの間と小林からの激励の言葉「自信を持ってど真ん中に投げてこい」で我を取り戻し、自信をもってべレスフォードに腕を振って135kmのストレートを投じました。打球はセカンドの菊池涼介の前に転がり4-6-3の併殺打となり、日本はピンチを凌ぎ切りました。 |
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岡田とハイタッチする小林 |
日本は6回から3番手・千賀(ソフトバンク)が登板。千賀は内野安打を許すものの、最速153kmのストレートに、打者の視界から一瞬で消えるほどの落差で大きく沈むフォークを交えてアウト3つを全て空振り三振で奪い流れを引き寄せました。 小久保監督は「初登板であれだけの球を投げて、力で圧倒していた」と頼もしそうだ。千賀は「球場一周全てが日本の応援。これほど心強い状況はなかなかない」と言う。物おじしない精神力が、一発勝負の舞台では心強い」 と千賀を賞賛しておりました。 |
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見事な投球で勝利投手となった千賀 |
すると、7回表、それまで無安打だった先頭の中田(日ハム)が初球を一振りすると、打球はレフトスタンドに飛び込む決勝ホームランとなりました。 |
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決勝ホームランを放った中田選手 |
試合は、8回表に筒香のダメ押し2ランで4−1とリードし、牧田(西武)が最終回を簡単に押さえて侍ジャパンが勝利しました。後の試合でオーストラリアが中国に勝利したため日本のB組での1位が決まり、1次ラウンド突破が決まりました。10日に、同率2位のキューバとオーストラリアが1次ラウンド突破を賭けて対戦します。 |
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B組の勝敗表 |
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勝利に貢献した侍ジャパンの投打のトリオ(左から筒香、菅野、中田) |
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この日のスコア |
WBCのB組第3戦の日本vs中国の試合が今晩、東京ドームで行われました。中国では野球のようにルールの複雑な競技は敬遠され、サッカー バレー バスケットのようにボールが入ったり、キャッチされるだけで得点になるような競技が好まれるようです。 それでも、100年ほど前に中国に野球が伝わり広まっていきましたが、1966年から1976年まで続いた文化大革命で衰退し、2008年北京オリンピックに後押しされて、北京市、天津市、上海市、広東省のチームが新リーグを結成、2016年シーズンは河南を除く6球団でレギュラー戦が6回ホームアンドアウェーの総当り戦行い、上位2チームが中国シリーズに進出するまでに至りました。 今回のWBCで、中国は日本と同じB組に属し、キューバ オーストラリアと対戦しておりますが、6−0、11−0と続けて大敗しております。従って、日本としては、これまで出場してなかった選手を起用するなど、次の強豪オランダ戦に向けて準備する余裕を持てます。 試合は1回裏、山田の犠飛で1点、2回裏、小林の2ランで2点、3回裏、中田の2ラン、7回裏、ヒットを重ねて2点 計7得点しましたが反省すべき点が多々有りました。特に四球で出塁できる場面でも無理に振り回して三振、凡打に倒れるシーンが多々見られたからです。小久保監督は果たしてこのような選手たちに一言を発したのでしょうか。 そして、3回表に連打されて1失点した武田に「喝!」です。2−2での6球目に147キロのど真ん中のストレートを投げて痛打され、更に四球を挟んで、 145キロのストレートを痛打され、さらに145キロのストレートを痛打され1失点したからです。小林のリードにも問題があったかもしれませんが、ことごとく140キロ台のストレートが狙い撃ちされたように思えました。 この試合は見るべき場面がないので、失態の武田投手のみ掲げておきます。同選手には申し訳ないですが・・・。 |
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武田投手 |
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