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| －日記帳(Ｎ０．1926）2017年02月24日－ | |
| マレーシア当局 金正男氏の死因をVXと特定 |
| －日記帳(Ｎ０．1927) 2016年02月26日－ |
| 名古屋グランパスＪ2で初戦初勝利 |
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| 在りし日の、朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏 |
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| 名古屋グランパスサポーターで満席となった瑞穂スタジアム |
北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄 金正男(キムジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシアの捜査関係者は23日 正男氏の遺体から微量の毒物としてパラチオンメチルが検出されたことを公表しましたが化学を専攻した私は納得出来ませんでした。何故なら、パラチオンメチルはかって日本農家でもよく使われていた農薬で、顔にかけられた程度で死に至ることは有り得ないからです。 後にマレーシア当局は、パラチオンメチル(C8H10NO5PS)ではなく、VX(C11H26NO2PS)と訂正されました。 P=S結合を持つ点など構造が似ているので当初、誤認識されたものと思われます。分子構造は下に示すように似ております。 |
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| パラチオンメチル (C8H10NO5PS) |
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| VX (C11H26NO2PS) |
パラチオンメチルはニロロベンゼンのパラ誘導体の単純な構造をしているのに対し、VXはエチル基の両端にSとNが結合して不安定な炭化水素(O-エチル-S-（2-ジイソプロピルアミノエチル）)を誘導しており、見るからに不安定です。常温・常圧下では褐色の液状をなしておりますが無味無臭ですので顔にかけられても刺激や痛みは殆どなく 金正男氏がかけられても慌てふためく行動をしめさなかったのはこの理由によると思われます。 ただ、VXは水に殆ど溶けないので顔や手を水洗いしても皮膚から除去するのは困難で、皮膚から血液中に侵入してしまいますので、空港の救護施設でも有効なVX解毒作業は行われ得なかったと思われます。 金正男氏を襲ってVXを彼の顔面に塗りつけた二人の女が無事に逃げ伸びたのは事前にVXの解毒剤を服用し事後に水で丁寧に洗い流したためと考えられます。 |
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| 金正男氏を襲ってVXを彼の顔面に塗りつける様子 (サンケイ新聞より) |
殺害されたのが金正男氏だったか否かは親族とのDNA鑑定を待つしかないが、まだその手掛かりは得られていない様子。いずれにしても、金正男氏殺害に北朝鮮が国家として関与していたことが今回の事件で暴露されたことになります。核実験、弾道ミサイルに加えて殺人を一人の独裁者が自らの意思で行っていることの恐ろしさを、アジア諸国だけでなく、これまで北朝鮮にあまり関心を抱いていなかった欧州やアフリカなどでも注目して欲しいものです。 |
Ｊリーグが昨日、開幕しました。名古屋グランパスは昨年Ｊ２に降格、最下位に沈んだ中日ドラゴンズとともに「ドラグラ」と嘲笑の的になってしまいました。名古屋グランパス、中日ドラゴンズの敗因の多くは監督の資質にありました。ドラゴンズの谷繁監督、グランパスの小倉監督、いずれもリーダーとしての資質に欠けておりました。 中日ドラゴンズの場合は選手層が薄く、いくら谷繁監督が踏ん張っても最下位脱出が精一杯でしたが、グランパスの場合は優勝は無理としても上位にランクされるだけの戦力を持っていたのに小倉監督の采配ミスで降格の憂き目に遭ってしまいました。野球は監督不在でも、選手同士のアウンの呼吸で何とかなりますがサッカーはそうはいきません。 今年かグランパスを采配する風間監督には充分、期待が持てます。あの川崎フロンターレ監督を退任してからからグランパス監督に就任するとのニュースは暗かった名古屋のスポーツ界にひとすじの光明が射したように思いました。 |
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| 風間八宏名古屋ギランパス監督 |
昨季プレーオフ進出を果たした岡山をホームに迎えた初戦は満員になったホームのパロマ瑞穂スタジアムで行われました。 序盤は両チームとも決め手に欠けチャンスを作れませんでしたが、漸く前半４１分に、長崎で昨季Ｊ２で１７得点を挙げた永井龍が櫛引のクロスをダイレクトボレー、これがゴール左に決まり先制しました。 さらに後半３９分、相手ＤＦのミスから和泉がドリブルで駆け上がると、ペナルティエリア手前から先制点を挙げた永井へパス。ペナルティエリア右でボールを受け取ると、鋭く右足を振りぬいたシュートはゴールネットを見事に揺らして２点目。試合を決定づけました。思えば、昨年まで同名の永井謙佑がおりました。 |
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| この日、決勝ゴールを決めた永井龍選手 |
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