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-日記帳(N0.1884)2016年12月02日- | |
メデジンの悲劇に哀悼 |
-日記帳(N0.1885) 2016年12月06日- |
年末恒例の中京大学公開講座に出席 |
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墜落したコロンビア機 |
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マリオットアソシアホテル16F大ホール |
スポーツチームが飛行機やバスで移動する場合、遭難してチーム全員が事故に遭遇することを避けるために二手に分かれて 移動することが基本となっております。巨人が札幌に遠征する場合でも、サッカー日本代表が海外に遠征する場合でも同様の 処置が取られます。かって、この処置が取られなかったために数々の悲劇が起こっております。 1949年 ペルガの悲劇: 1949年5月4日、イタリア・トリノ郊外の丘陵地、通称「スペルガの丘」で航空機が墜落し乗員・乗客31名全員が死亡し、この中にイタリアのプロサッカークラブ、ACトリノの選手18名と監督以下スタッフ5名が含まれていた。その結果、主力を失い、セリエB降格。トリノにあるユーベに人気・実力とも奪われてしまいました。 1958年 ミュンヘンの悲劇: 1958年2月6日、ヨーロッパのクラブ選手権者のマンチェスター・ユナイテッドのチャーター機が当時西ドイツ・ミュンヘンのリーム空港への着陸に失敗し乗員乗客44名のうち、23名が死亡、8人が重傷を負いました。 メデジンの悲劇: 同様の悲劇が、つい先日の2016年11月28日、コロンビアで起こりました。南米連盟主催の国際大会スダメリカーナ杯の決勝に進出していたシャペコエンセ(ブラジル)の選手、関係者を含む乗客乗員計81人が乗ったボリビアのチャーター機が28日、コロンビアのメデジン近郊で消息を絶ち山岳部に墜落したのです。 地元政府は29日に生存者は6人で、残り75人は死亡したと発表。元J1神戸指揮官のカイオ・ジュニオール監督(51)のほか、J2千葉などで活躍したFWケンペス(34)ら、かつてJリーグでプレーした4選手も搭乗していました。 山肌に大破した航空機が横たわっており、シャペコエンセの選手22人ら乗客72人と乗組員9人が乗ったチャーター機が28日夜に同国中部メデジン近郊に墜落。現場は山岳部でアクセスが難しい上に、悪天候で救助活動は難航。地元警察は29日未明に生存者は5人のみと発表しましたが、その後、コロンビアのサントス大統領は6人が生存していると明らかにしました。ロイター通信などは当局者の話として乗客乗員75人が死亡したと伝えております。 地元報道によると生存者には選手3人が含まれておりDFアラン・ルシェウ、GKダニーロ、GKジャクソン・フォルマン。残り3人は記者、乗組員、技術者とのことです。搭乗者名簿には、神戸で2009年に指揮を執ったカイオ・ジュニオール監督ら元Jリーグ関係者5人が含まれておりました。 シャペコエンセは南米連盟主催の国際大会スダメリカーナ杯で初めて決勝進出。30日に決勝第1戦でアトレチコ・ナシオナル(コロンビア)と対戦するためサンパウロを28日午後時すぎにたち、ボリビア東部サンタクルスを経由し同午後9時半ごろにメデジンの国際空港に到着予定でした。しかし事故機から電気系統のトラブルを伝える緊急発信の後、メデジン近郊で消息を絶ち山岳部に墜落しました。 初のビッグタイトルを目前にした悲劇でした。本拠地シャペコは人口わずか20万人。2014年にブラジル1部に35年ぶりに復帰した地方の小クラブにとって奇跡的な快進撃で、指揮官は決勝進出を決めた直後の会見で「もし今日死んだとしてもハッピーだ」と感極まって話すほど喜んでいたとのことです。 シャペコエンセとアトレチコ・ナシオナルの勝者は、南米代表としてスルガ銀行チャンピオンシップの出場権を獲得。今年のルヴァン杯王者の浦和と来年に対戦予定でした。南米連盟は決勝を来年2月に延期するこを発表しました。ナシオナル側はこの事故を受け、コパ・スダメリカーナ優勝のタイトルをシャペコエンセに譲りたいという意向を表明しました。 しかし南米サッカー連盟(CONMEBOL)は試合の中止には難色を示し放映権や広告料などの契約上、このまま決勝を開催しないことは難しく、来年2月に開催される可能性があるようです。その場合、タイトルを譲りたいというナシオナルの意志に変わりなく試合にわざと敗れるような行為に出ることを示唆していると言われております。 |
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シャペコエンセ選手の葬儀の様子 |
今回で30回目となる恒例の中京大学公開講座の「景気シンポジウム来年の経済見通し」に2年ぶりに参加しました。1,200人収容の会場に1,000人を超える受講者が集うほどに活況を呈しておりました。見渡したところ殆ど空席は見られませんでした。 パネリストは、奥野信宏・梅村学園理事(70)、波多野淳彦・中部経産局長(54)、宮池克人・中日本高速道路(株)社長、冨田英之・中部経済同友会代表幹事、内田俊宏・中京大学経済学部教授(50)の5氏でした。 トランプ効果、TTP、リニアに伴う東京ー名古屋の短縮(40分)と名古屋駅近辺の再開発(名鉄、JR等)、衆議院解散の時期、名古屋の地盤沈下、物作り愛知から観光拠点への脱皮、名古屋駅集中による栄の沈下・・・等が話題になりました。 東京ー名古屋の短縮によって東京から名古屋よりも名古屋から東京へ人が移動する傾向が強まると予想され、特に20代前半の若い女性たちにその傾向が顕著になるとの見方が強いと内田氏が指摘されました。 また、愛知は車産業の拠点であるとともに将来、航空機産業の拠点になり得る可能性が有り、MRJを中心に今後発展させる必要があるものの、現在は航空機産業の規模は自動車産業の1/100でしかないとのことでした。更に、富田社長は、日本での高速道路の利用率は欧州の半分程度でしかなく速度も低いと指摘されておりました。 来年の成長率は1%台、株価は2万円の大台突破の可能性が有るが、トランプ次期米大統領の米国保護政策の強化によっては大きな調整を余儀なくされる危険性もはらんでいると内田氏は指摘されました。 参考にある話が多く有意義な講座でした。 後えてから、友人とマリオットアソシア13Fの食堂街に行って加賀屋に立ち寄り、定食コースをとりながら2時間ほど話し合い7時過ぎに帰路につきました。家に着くと玄関前の庭の木に100個のLEDライトが華やかに点滅しており、現在居候中の4匹の犬の鳴き声が聞こえてきました。 |
我が家のクリスマスツリー |
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