−日記帳(N0.1807)2016年05月22日−
満月に火星と土星が寄り添って
−日記帳(N0.1808) 2016年5月23日−
十六夜(いざよい)の月に魅せられ撮影


今晩の夜空、月の下に三角形をなす星(底辺左が土星、右が火星、頂点がアンタレス)

私のカメラ(SONY DSC-HX400V)で撮られた今晩の十六夜の月


街灯も電灯も無かった頃、十五夜前後の夜は、恋人たちにとってデート日和だったことと思います。十五夜の二日前の十三夜は、戦後間もない頃、池辺良、折原啓子、月丘夢路主演の松竹映画「恋の十三夜」でよく知られており、「じゅうさんや」の発音にロマンを感じます。

一日前の十四夜(じゅうよんや)には「後の月(のちのつき)」という別称は有りますが、人口に膾炙されることはありません。
一日後の十六夜(じゅうろくや)には「いざよい」という素敵な別称がつけられております。
二日後の十七夜(じゅうしちや)には 毎月に別称は付けられておりませんが、陰暦8月17日の月を「立ち待ちの月」としております。

今晩は満月です。火星と土星が月に寄り添っております。その間に、アンタレスが両者を牽制するかのように割り込んでおります。

火星

土星

綺麗な満月を、これまで何回となく手持ちの一眼レフやデジカメ等のカメラで撮り続けてきましたが、白い丸になるだけで月面の模様を捉えることが出来ませんでした。今回、改めて、埃にまみれていた「SONY DSC-HX400V」で望遠を利かして今晩の十六夜の月を撮ってみました。

すると、月面の模様が綺麗に映っている画像をファイル化できました。それが冒頭の画像です。下の画像はプロが撮影したプロの月面写真ですが、それほど大きな差は無いように思えます。5月31日に地球に大接近する火星をこのカメラで捉えてみたいと思います。丸っぽく映ったら大成功です。

プロが撮影したプロの月面写真

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