−日記帳(N0.1803)2016年05月14日−
NASA、系外惑星1284個を新たに発見
−日記帳(N0.1804) 2016年05月15日−
旧日本海軍駆逐艦物語(1)



駆逐艦「浦風」


アメリカ航空宇宙局(NASA) が運用中のディスカバリー計画の10番目の衛星で、 2009年3月6日に打ち上げられたケプラー宇宙望遠鏡が3年半にわたって10万個の恒星の明るさを測定し、トランジット法により、惑星が主星を隠す時に生じる周期的な明るさの変動を検出してきました。

その結果、1284個の太陽系外惑星を新たに発見したと発表しました。これにより、同望遠鏡で検出された既知の系外惑星の数が2倍以上に増加したことになります。

NASA本部の主任研究員、エレン・ストファン氏は「これは将来的に、宇宙のどこかにある太陽とよく似た星の周りで、もう一つの地球が発見される可能性があるという希望を与えてくれる発見だ」と述べております。

ケプラー望遠鏡は、恒星の周回軌道を回る天体が存在する兆候を探して、これまでに15万個に及ぶ恒星を走査観測し、特に生命を維持できる可能性のある惑星を見つけることが、観測の目的となっております。

NASAは声明で「現在までに見つかっている、全部で5000個近くに及ぶ惑星候補のうち、これまでに3200個以上について検証が完了しており、そのうちの2325個がケプラー望遠鏡で発見されたものだ」と述べた上で今回新たに発見された1284個の惑星のうちの550個近くが、その大きさから判断して、地球に似た岩石惑星である可能性があるとしております。

「これらのうちの9個の軌道は、主星のハビタブル・ゾーン(生命生存可能領域)内にある。この場合、主星を公転する惑星と主星との距離が、惑星上で水が液体として存在できる程度の惑星表面温度を保てる範囲にある」これら9個が新たに追加されたことで、公転軌道が主星のハビタブル・ゾーンにあり、生命を育んでいる可能性があることが判明した太陽系外惑星は合計で21個になったと付け加えております。 最近、NASAが発表した宇宙関連のニュースの中で、興味を覚えた画像をピックアップして以下に掲載しておきます。

探査機マーズ・リコナイサンス・オービタが捉えた、火星地表面にヘビのような影を落とす塵旋風

探査機マーズ・グローバル・サーベイヤによって撮影された人面岩

探査機ローバーオポチュニティーが2014年1月17日撮影 石が消えている

火星上の探査機キュリオシティーによる自撮り写真

火星探査車「キュリオシティ」が火星の地表で不思議な「光」を撮影

私は船が大好きです。中でも軍艦や艦船が大好きです。戦艦「大和」のような巨艦も好きですが、軍艦ではなく艦船と呼ばれる駆逐艦 が大好きです。駆逐艦は自ら先頭に立って戦うことは稀で、輸送船や上位の軍艦の護衛の任務に当たることが多く地味な存在です。

しかし、護衛される艦船にとっては頼もしい存在です。特に撃沈された艦船から海に飛び込んで波間を漂いながら救助を求めている船員にとって救助活動中の自軍の駆逐艦ほど頼もしい存在はないと思います。

そこで、旧日本海軍の駆逐艦を、当サイトの日記で随時取り上げていきたいと思います。今日は、日本海軍最古の駆逐艦と言ってもいい「 「浦風」を取り上げます。

明治44年度計画で建造された大型駆逐艦で、白雲型以来の外国に発注された艦であり、1915年(大正4年)9月14日イギリスのヤーロー社で建造されました。日本海軍最後の海外発注された駆逐艦となりました。日本海軍の駆逐艦としては初めて53センチ魚雷を装備しておりました。

1936年7月1日 除籍となり横須賀海兵団で練習船として使用されました。 1940年4月1日 艦名が「廃駆第18号」と改称されました。 1945年7月18日 米艦載機の空襲により被弾着底し、1948年に解体処分されました。

米軍によって撮影された駆逐艦「浦風」

駆逐艦「浦風」の模型

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