−日記帳(N0.1801)2016年05月09日−
甲子園球場の上空から魚が落ちてきた
−日記帳(N0.1802) 2016年05月13日−
久しぶりのナゴド観戦するも負け試合


空から落ちてきた腐った魚を取りかたずける球場職員

5月13日ナゴドでH広島戦観戦


一昨日から今日にかけて日米のプロ野球で面白い場面が数々観られました。今日はそのうちから三つをピックアップします。

・その1:
5月9日の阪神-ヤクルト戦で阪神6回裏、ゴメスが打席の時、ヤクルトのバレンティン左翼手はドスンと音を立てて空から異物が舞い落ちてきたことに驚き、タイムを申し出ました。異物は、鳥の胃液でドロドロに溶けて腐った魚で、その悪臭でバレンティン選手は顔を顰めて遠ざり、阪神園芸の職員が現場に駆け付けて除去しました。上の画像がその時のシーンです。

このように空から異物が舞い落ちてくる現象を「FAFROTSKIES」と言います。その意味は「怪雨」で、超常現象研究家、アイヴァン・サンダーソンが「FAlls FROm The SKIES」(空からの落下物)を略して造語しました。日本でも、江戸時代の百科事典「和漢三才図会」に「怪雨(あやしのあめ)」として記述されております。

・その2:
ナショナルズのB・ハーパー外野手がカブス戦で7度、打席に立ち、6四球+1死球で全打席で出塁、打数0の7出塁の世界新記録を達成しました。僅差での逆転長打を警戒しての対応ですが、昨年44本塁打、99打点で全米ナンバーワン打者が相手とあっては止むを得なかったと思います。

ハーパー外野手は、5月9日のタイガース戦で9回に味方選手が見逃し三振に倒れた際にベンチで退場を宣告されましたが、ダッグアウトを離れず、直後にチームがサヨナラ勝ちすると、グランドに出て審判員をののしる場面が有りました。

米大リーグ機構は11日、退場処分後にグラウンドに出たなどとして、ハーパー外野手に1試合の出場停止と罰金の処分を科したと発表した。同選手は処分を不服として異議を申し立てたため、最終決定するまで適用されません。

審判の判定を不満として審判を罵るハーパー外野手

・その3:
5月09日マーリンズ-ブルワーズ戦で、0-0で迎えた2回1死一塁の場面で、マーリンズのリアルミュートがバックスクリーン右へ先制2ラン。本拠地のファンからも大歓声が沸き起こった。しかし、2人がホームに還ったところでブルワーズ側が抗議。チャレンジでビデオ判定へと突入しました。

問題は、一塁走者のオズナは大飛球の行方を確認しながら一塁へいったん帰塁。これを一塁へ走ったリアルミュートが追い越す形となったがビデオ判定により本塁打はセンターへの適時打に訂正され、マーリンズはこの回1点止まりとなりました。

左が本塁打を放ったアリュミュート、右が帰塁したオズナ

久しぶりにナゴドに観戦にでかけました。親友のIW君と地下鉄ナゴドで待ち合わせ、イオンで早めの夕食を摂り、試合開始30分前に入場しました。その途上、象徴的な出来事が有りましたので書き留めておきたいと思います。

駅に行く途中、坂道を降りてきた小学生の男の子が「こんにちは」と声をかけてくれました。「こんにちは」と返しましたが、この日の天気同様に清々しい思いがしました。

敗戦で暗い気持ちで地下鉄に乗車した時、社内は混みあい空席は有りませんでした。吊革につかまっていた私に、前に座っていた若くて綺麗な女性が私に席を譲ってくれました。しかし、私の右隣にも孫を座らせていた老婦人が立って居られたので席を譲るべく声をか掛けましたが固辞されました。複雑な思いでした。

試合の方は、エビシドの2ランでリード、4回に小窪の2ランで同点にされ、7回に野本のタイムリーで1点リードしたものの、9回に福谷が新井に同点打を打たれて延長戦に突入。10回表、福谷に代わった又吉が西川にヒットを許し、バントで二進された後、田中のゴロを堂上は一塁に悪送球して決勝点を許し、更に丸に3塁打を打たれ2点加点され、結局6-3で対広島戦6連敗を期しました。


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