−日記帳(N0.1781)2016年03月28日−
女子生徒2年間の誘拐生活から解放
−日記帳(N0.1782) 2016年03月29日−
日本 シリアに勝ってW杯アジア2次予選突破


女子生徒が誘拐されていたマンション(窓が閉じられ生活感が感じられない)

2点目のゴールを決めた香川


痛ましい事件でしたが、2014年3月に朝霞市で行方不明となって2年間監禁されていた女子生徒(15)が東京都中野区で無事保護されました。静岡県警は28日、未成年者誘拐の疑いで指名手配していた東京都中野区東中野3丁目、職業不詳の寺内樺風(かぶ)容疑者(23)を静岡県伊東市内で発見し身柄を確保しました。

容疑者は自殺を図ったとみられ、首に怪我をしていることから静岡県警は県内の病院に搬送し、回復を待って逮捕する方針のようです。捜査関係者によると、女子生徒は約2年間、寺内容疑者の監視下に置かれていたとされております。

私には、誘拐犯も誘拐された女子生徒に、何か幼稚さが感じられてなりません。ある程度マインドコントロールはされていたかもしれませんが、何時でも逃げ出して助けを求められる状態にあったのに何故2年間も実行しなかったのか?。 一流の国立大学の人気学科を卒業し、小型航空機の操縦免許まで所持している寺内容疑者が何故このような、直ぐにもばれて逮捕されかねないような行動を起こしたのか?。

Facebookに載っていた寺内容疑者の姿

寺内容疑者の犯行は、誘拐、拉致、監禁 のいずれに該当するのでしょうか。該当しないとすればどのような犯行になるのでしょうか。少なくとも、誘拐、拉致ではないように思われ、敢えて該当させるなら監禁でしょう。

ただ、監禁と言っても、逃げようと思えば逃げられる機会が有ったので、軟禁に近い監禁だったのでしょう。 女子生徒に、監禁状態から逃れようとする強い意志が働いていたとは思えないのは、当初マインドコントロールされて、逃れる意思を喪失していた可能性が有るように思えます。

女子生徒が2年間の中学生活を取り戻して、早い時期に次の進路につくことを希望します。寺内容疑者は、素直に犯した罪を認めて、罪を償った後に優れた能力を生かせる仕事に就いて欲しいと思います。幸い、中学側は彼女に卒業証書を授与し、卒業を認めました。

サッカーWカップは世界最大のスポーツイベントです。その参加国はオリンピックを上回ります。FIFAに加盟している209の国・地域(2015年時点)のうち、開催国ロシア以外の208の国・地域が予選大会にエントリーしました。FIFAワールドカップの歴史において、全ての加盟国・地域が予選に参加申し込みをしたのは初めてのことでした。

アジアの46ケ国がWカップ出場枠4を巡って、1次から4次までの予選を経て戦います。予選のスタートを40ケ国に調整するために、1次予選が、ブルネイ、カンボジア、チャイニーズタイペイ、インド、マカオ、モンゴル、ネパール、パキスタン、スリランカ、東チモール、イエメン、ブータンの12ケ国の間で行われ、半数の6ケ国の東チモール、ブータン、インド、イエメン、チャイニーズタイペイ、ブータンが予選突破し2次予選に進出しました。

上記の6ケ国を含む40ケ国を、2015年4月9日のFIFAランキングの上位から、順に、8チームずつをポット1〜ポット5に振り分けました。ポッド1は、イラン・日本・韓国・オーストラリア・UAE・ウズベキスタン・中国・イラク、ポット2は、 サウジアラビア・オマーン・カタール・ヨルダン・バーレーン・ベトナム・シリア・クウェート、ポット3は、 アフガニスタン・フィリピン・パレスチナ・モルディブ・タイ・タジキスタン・レバノン・インド、ポット4は 東ティモール・キルギス・北朝鮮・ミャンマー・トルクメニスタン・インドネシア・シンガポール・ブータン、ポット5は マレーシア・香港・バングラデシュ・イエメン・グアム・ラオス・カンボジア・チャイニーズタイペイ と抽選により決められました。

各組の1位は、今日行われた最終戦の結果、サウジアラビア、オーストラリア、カタール、イラン、日本、タイ、韓国、ウズベクスタン、ベスト4位は中国、シリア、カタール、UAEに決定しました。この12ケ国が2組に分かれて総当たりのトーナメント戦を行い、各組上位2ケ国の計4ケ国がアジア代表として世界大会に出場できます。尚ベストの2位国は大陸間プレーオフに出場します。また、北朝鮮はフィリピンに負けてベストの2位になれず敗退しました。

シリア戦の日本代表

各ポッドか1国ずつ5ケ国を抽選で選び、AからHまでの8組が決まりました。各組はホームアンドウエーで総当たり戦を行い、29日にすべて終了しました。日本は最終戦でシリアと埼玉スタジアムで対戦しました。

前半17分、シリアのゴールエリア内に押し入った日本に対してシリアのDF陣が懸命に防戦するものの、マスリがクリアミス してオウンゴールを犯してしまい日本先制。更に後半21分、本田がアシストで中央11メートルから香川が左足ライナーで2点目を決めました。後半41分に本田が香川のアシストで中央7メートルからヘディングライナーで3点目をきめました。

6戦連続で3点目のゴールをヘッドで決めた本田選手

日本の攻撃は収まることなく、後半45分には香川が再び中央6メートルから左足グラウンダーで4点目を決め、後半48分には、原口がメートルから長友のアシストでヘディングライナーで5点目を決めました。

ヘディングライナーで5点目を決めた原口

ゴールして喜びの香川選手

現在のE組の順位表

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