−日記帳(N0.1773)2016年03月14日− |
露欧の火星探査機「EXOMARS」打ち上げ成功 |
−日記帳(N0.1774) 2016年03月15日− |
夜空に春の絢爛豪華なオリオン座が |
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火星探査機「エクソマーズ2016」を搭載した「プラトーンM/ブリースM」ロケット |
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オリオン座の星たち(ほぼ中央がシリウス 右上の赤い星がペテルギウス 三ツ星の下がリゲル) |
ロシア国営企業Roskosmosと欧州宇宙機関(ESA)が共同開発した火星探査機「エクソマーズ2016」の打ち上げが、3月14日(現地時間) カザフスタンで行われ成功しました。「エクソマーズ2016」は火星を周回する衛星と、地表に着陸する実験機からなる計画で、今年10月に火星へ到着し、探査を開始する予定です。 「エクソマーズ2016」は「プラトーンM/ブリースM」ロケットに搭載され、日本時間3月14日18時31分(カザフスタン時間3月14日15時31分)、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、ロケットは順調に飛行し、打ち上げから約9分42分後にブリースM上段を分離しました。 ブリースMはその後、約10時間30分にわたって宇宙を航行。4回に分けてエンジン噴射を行い、15日5時13分にエクソマーズ2016を分離。予定通り、火星に向けた惑星間軌道に投入されたことが確認されております。 6時29分、エクソマーズ2016から最初の信号が地球に届き、その後、探査機と地上局との間の通信の確立にも成功。また太陽電池パドルの展開やバッテリーへの充電なども正常に行われており、順調な船出となりました。 エクソマーズは、2016年と2018年にロケットの打ち上げを行なう「2段構え」の計画となっており、今回打ち上げられたのは火星の大気を調査する「トレース・ガス・オービター(TGO)」と、突入・降下・着陸実験モジュールの「スキヤパレッリ」です。 トレース・ガス・オービターは火星を周回しながら、生命の痕跡を知るための重要な手がかりとなる「メタン」の存在を調査します。また、2018年に打ち上げられる予定の調査機と調査車の着地を助け、その後は低い軌道に移動して中継衛星として働くことになります。稼働予定期間は5年です。 スキヤパレッリは火星に着陸し気圧や気温、湿度、空気の帯電など大気のさまざまなデータを取得します。ただしこちらは太陽電池を搭載せずバッテリーで駆動するため、その調査期間は数日間になる予定です。その他にも、スキヤパレッリではパラシュートや熱遮蔽体に関するテストも行なわれます。 そして、2018年には第二弾となるエクソマーズが打ち上げられます。2018年のロケットではロシアの着陸機と探査車「エクソマーズ・ローバー」が火星に送り届けられ、本格的な調査が行われる予定です。 |
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エクソマ間画像大賞2006で1位になった火星の画像 |
私はお星さまが大好きです。 残念ながら、自宅付近は光害で観辛い上、私の視力もあまり良くないので実際に観て楽しむわけにいきません。そこで、私はアストロアーツ社の「ステラナビゲーター」のソフト、任天堂のDSと「星空ナビ」をセットで購入し、例え実際に観ることが出来なくても、その時点での星を臨場感をもって認識できるようにしております。 私は、お星さまの中でも、オリオン座の星たちが大好きです。まず、オリオンという言葉とその発音が好きです。オリオンはギリシャの人で、力持ちの狩人でした。オリオン座はこの狩人の姿を表しております。 |
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オリオン座の星たち |
リゲルは巨人星で直径が太陽の60倍もあり、太陽の6万倍も明るいのですが、700光年の遠い彼方に在るため私たちには小さな光の点にしか見えません。因みに地球と太陽の距離は、0.00001581光年ですから、如何に遠いところに在るかを理解できます。 つまり、今私たちが観ているリゲルは700年前の姿です。リゲルほど遠い星は有りません。アルクツールス37光年、レグルス77光年、遠いと言われるペテルギウスでも500光年です。星たちを明るさの順にリストアップすると次のようになります。 |
順 位 星 の 名 前 1 シリウス |
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