−日記帳(N0.1769)2016年03月04日− |
あの「なでしこジャパン」よ何処に |
−日記帳(N0.1770) 2016年03月05日− |
太陽の5700億倍、観測史上最も明るい「超新星爆発」 |
![]() |
中国に敗れ、呆然自失の選手たち |
![]() |
満天に輝く星(中央上がプロキオン、左の黄色っぽいのがペテルギウス、中央下がシリウス) |
今晩の中国戦に敗れ、「なでしこジャパン」の五輪出場は絶望的になってしまいました。自らの思いを込めてこの状況を今日の日記にしたためる気にはなれませんので、以下に3月4日付けのNHK NEWS WEBの記事を原文のまま転載させて頂きます。 サッカー女子の日本代表、なでしこジャパンは、4日夜、オリンピックアジア最終予選の第3戦で中国に1対2で敗れ、オリンピック出場は絶望的となりました。 大阪で行われているサッカー女子のアジア最終予選は、6チームが総当たりで戦って、上位2チームがオリンピックの出場権を獲得します。ここまで1敗1引き分けの勝ち点1で5位と苦しむなでしこジャパンは、4日夜、勝ち点4で2位の中国と対戦しました。負けが許されない戦いに、2日の韓国戦は休ませた攻守の要の阪口夢穂選手を起用するなど先発3人を入れ替えて臨みました。 日本は前半14分に、守備的ミッドフィールダーの川村優理選手が不用意に出したバックパスが相手にさらわれ、先制点を奪われました。さらに後半13分には、ゴール前で相手への守備陣の寄せが甘くなり、ミドルシュートを決められてリードを2点に広げられました。 日本は20分に、相手ボールを奪った横山久美選手がゴールを決めて1点差とし、さらに同点を目指して攻撃の人数を増やして攻め続けましたが、得点は奪えず、1対2で敗れました。 日本は2敗1引き分けの勝ち点1の5位のままで、オリンピック出場が絶望的となりました。 日本は今月7日の第4戦で、ここまで3連敗のベトナムと対戦しますが、日本の試合の前に行われる中国対韓国の試合で中国が勝つか引き分けると、なでしこジャパンのリオデジャネイロオリンピック出場は完全に絶たれます。 |
オーストラリアに続け、中国にも負けて五輪出場が絶望的なるなど、なでしこジャパンの残念な試合が続いているだけに、気宇壮大な話題を取り上げて気分一新したいと思います。お星さまについてのお話ししてみたいと思います。数が判らないほど大きい場合を「星の数ほど」とよく表現しますが、それでは星の数はどのくらいなのでしょうか。 肉眼で確認できる星の数は6等星までで、8600個程度、日本がある北半球で確認できる星の数は4300個程度と言われております。銀河系には約2000億個、宇宙には銀河が1000億個以上あると考えられてますので宇宙には、2000億x1000億=2x1022個の星があることになります。 数を、一(100)、十(101)、百(102)、千(103)、万(104)、億(108)、兆(1012)、京(1016)、垓(1020)、予(1024)、穣(1028)、溝(1032)、澗(1036)、正(1040)・・・・・と呼んでいきますので、星の数は200垓個と呼ばれることになります。 一方、101=デカ、102=ヘクト、103=キロ、106=メガ、109=ギガ、1012=テラ、1015=ペタ、1018=エクサ、1021=ゼタ、1024=ヨタ ・・・・・があります。特に、ギガはパソコンやスマホの容量単位としてよく使われております。 因みに、この記事を掲載するのに使用しているパソコン(LIFEBOOK AH77/S)の容量は488ギガで、うち65ギガを使用しております。使用率は13.3%ですからまだ十分に余裕が有ります。 再び、星の話題に戻ります。地球と太陽との距離は149,597,870kmですから、149メガキロ、0.149ギガキロとも表現できます。この距離は1天文単位とも言われます。しかし、地球と遠くの恒星との距離を表すには短すぎるため、光が1年で到達する距離、1光年が用いられます。 1光年=(29.9792458万q/秒)x(365.2422日/年)x(24時間/日)x(60分/時間)x60(秒/分)=946,073,047km 1月15日のAFP電によると、地球から約38億光年の距離に、これまで観測された中で最も明るい超新星爆発を発見したとの研究結果が1月14日、米科学誌サイエンス(Science)で公表されたとのことです。その光度は太陽の5700億倍で、既知の超新星の2倍以上も強力でその途方もないエネルギーに科学者らは当惑しているとのことです。 米科学誌サイエンス(Science)に掲載された研究論文によると、地球から約38億光年の距離にあるこの「ASASSN-15lh」は、超高輝度超新星として知られる部類に属する超新星では、これまで見つかっている中で最も近い距離にあるものの一つとのことです。 論文の主執筆者で、中国・北京大学(Peking University)の天文学者、東蘇勃(Subo Dong)教授は「ASASSN-15lhは、人類史上で発見された最も強力な超新星だ」と話しております。 |
![]() |
太陽の5700億倍、観測史上最も明るい「超新星爆発」ASASSN-15lh |
前 頁 へ | 目 次 へ | 次 頁 へ |