日記帳(N0.1758)2016年02月14日
新人戦 藤枝東敗退 焼津中央初のベスト4
日記帳(N0.1759) 2016年02月15日
清原氏の覚醒剤問題について


焼津中央高校サッカー部の練習風景

戦後、市販されていた覚せい剤「ヒロポン」


私の故郷、焼津市に在る県立焼津中央高校がサッカーの県の新人大会でベスト4に進出しました。隣の藤枝市に在る私の母校 藤枝東はこの県の新人大会で日大三島に敗れて敗退しております。

結局、静岡学園、清水桜が丘、東海大翔洋、焼津中央が準決勝に進出し、2月21日に焼津中央は静岡学園と戦います。もし勝てば、優勝も夢ではありません。大いに注目し優勝を期待したいです。

焼津中央は強豪の浜名を破って準決勝に進出しましたが、ベスト4に進出したことは同校のサッカー史上初のことと思います。昨年の大会では、1次リーグで敗退し、決勝トーナメントに進出できませんでした。

焼津中央高校

このところ、清原氏に関する覚せい剤の話題が大きくメデアで取り上げられております。この覚せい剤については、当サイト2009年08月17日付けの日記覚せい剤につて考えるで取り上げております。

この薬の化学構造式は有機化学の知識が有れば容易に理解できるほど簡単で、C6H6R(R=CH3-CH2NH-CH3)で表示され、ベンゼン環(フェニル基)にアミノプロパン(CH3-CH2NH2-CH3)が結合しているのでフェニルアミノプロパンと表示され 「アンフェタミン」の商品名でかって喘息の薬として発売されておりました。その構造式は下図に示すとおりです。

アミノプロパンの構造式

このアミノプロパンは日本薬学の開祖長井長義によって世界で初めて合成されました。 戦争中、兵士の集中力を高めるために使われており、特に特攻機の搭乗員に服用させたと言われております。

戦後、その影響を受けて「ヒロポン」の名前で一般にも広まり、中学時代にこれを服用していた友人も居りました。漫画「サザエさん」にも下の画像にみられるように、隣家の「いささか先生」がヒロポンを服用して転げまわっている様子が描写されております。

ヒロポンを飲んで転げまわる「いささか先制」

覚せい剤を服用すると止められなくなるのは、生理的ではなく心理的な作用によるものと思われます。 ただ、止めたことで眠気が強くなるので留置所で数日間睡眠をとったものと思われます。いずれ、保釈金を払って仮出所することになるでしょう。

初犯で服用を認めていることから、5月ごろに予想されている裁判で執行猶予付きの懲役刑に処せられるでしょう。日本ではこのように罪は軽いのですが、海外では重く、マレーシア、中国では所持量如何では死刑が求刑され、中国では死刑が執行されております。

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