−日記帳(N0.1750)2065年01月25日− |
今年の最低気温で当地で2回目の積雪 |
−日記帳(N0.1751) 2016年01月28日− |
9番目の惑星発見と米大学が発表 |
自宅付近の積雪風景 |
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米国の大学がは発表した9番目の惑星の想像図 |
1時過ぎに就眠する時、窓から外の景色見ましたが小雪が舞っている程度で積雪はしておりませんでした。ただ気温が先回の積雪の時より低く、マイナス3度でしたので夜中中降り続けたら相当な積雪になるのだろうと思いました。 朝起きて、窓を開けて驚きました。辺りは白一色の白銀の世界でした。恐らく、西寄りの風に乗った鈴鹿降ろしが伊勢湾でたっぷりと水蒸気を吸い上げてこの半島に雪をもたらしたのでしょう。冬の水飢饉に苦しんでいた頃のこの地方では積雪は歓迎されていたものと思われます。 |
自宅付近の積雪風景 |
アメリカ・カリフォルニア工科大学の研究チームは20日、太陽系では地球から最も遠くに位置する8番目の惑星である海王星の外側に、地球のおよそ10倍の大きさの、巨大な惑星が存在する可能性を示す証拠を発見したと発表しました。これが事実なら太陽系の9つ目の惑星となる可能性があります。 かっては、冥王星が9番目の惑星として君臨しておりましたが、冥王星が月より小さく、その後冥王星より大きな天体が見つかり、もっと似たような天体がみつかる度にその星の惑星認定の議論(および冥王星の認否の議論)をするのが面倒になるとの理由で国際天文学会で惑星の資格をはく奪され準惑星に降格されれてしまいました。 この星は、地球の約10倍の質量を持ち、太陽から海王星より約20倍遠く離れた軌道を1万〜2万年かけて周回しているととのことです。 研究者によると、海王星の軌道の外側に広がる「カイパーベルト」と呼ばれる領域に、軌道が特定の方向にとがっている複数の天体 在り、数学的なモデルやコンピューターを駆使したシミュレーションから、こうした軌道の形成に影響を及ぼす重力を持つ惑星が存在するとの結論に至ったととのことです。 カリフォルニア工科大学の研究チームの主役はマイケル・ブラウン教授で、彼は冥王星を準惑星に降格した首謀者としても知られtrおります。その彼が冥王星の代役にこの星を推薦してきたことになります。このところ、惑星を巡る天文学会はこの男に振り回され続けております。 |
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カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウン教授 |
太陽の軌道を1周するには、1万年から2万年を要するとみられ、文字通り、天文学的な時間がかかるといえます。 この惑星はまだ実際には観測されておらず、研究チームは、ハワイ島にある国立天文台の「すばる望遠鏡」を使って、3月にも観測を試みる予定とのことです。 惑星として認められるには次の三つの条件を満たすことが必要です。 (1)太陽の周りを周回していること (2)自己重力が他の力を上回って重力平衡形状(球形)になるだけの充分な大きさを持つこと (3)自分の軌道の周囲から他の天体をきれいになくしていること この星の確認に日本の天体望遠鏡が使われるのは結構なことですが、日本の天文学者たちは何をしているのでしょうか。彗星の発見では日本のアマチュアが活躍しておりますが、新惑星の探査に関しては遅れをとっているように思われてなりません。 天体物理学の世界で、ノーベル賞受賞者を輩出しているだけにこの現状を嘆かざるを得ません。 |
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