−日記帳(N0.1739)2016年01月05日− |
愛用のパソコンが修理を終えて戻ってきました |
−日記帳(N0.1740) 2016年01月07日− |
北朝鮮が初めて水素爆弾実験に成功したと発表 |
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現在、使用中のパソコン(FMV-BIBLO NF/D85D) |
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北朝鮮が主張する水素爆弾の実験許可サインをする正恩第1書記 |
昨年12月25日、2012年10月18日以来の二度目の破損を起こし、メーカーの富士通の修理センターに送られていたパソコンが今日、我が家に戻ってきました。 このパソコンは2009年以来続けておりますので、HDDが老朽化して速度はガタ落ちになっておりますがVista使用に使い馴れていることからどうしてもはずせません。 我が家には、XP仕様1台、8仕様2台を含めて4台のパソコンが有りますが、当サイトを運営するのにはこのパソコンが最も使い易く手放せないのです。今や、Windous10の時代ですから、私は時代遅れのクラシック派に属しているようです。 |
北朝鮮が6日、「初めての水素爆弾実験に成功した」と発表しました。 気象庁も6日午前10時半ごろ、北朝鮮北東部で地震の波形とは異なる振動を観測しておりますので、北朝鮮の発表は事実に基づいているものと思われます。 |
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同国による核実験は下に示すように今回で4回目となります。しかし、今回の核実験が水素爆弾によるものかどうかは疑問視されております。水素爆弾と原子爆弾では爆発のメカニズムが異なり、水素爆弾が原子爆弾の延長線上にないからです。 1回目2006年 0.5〜15キロトン 2回目2009年 4〜20キロトン 3回目2013年 6〜40キロトン 4回目2016年 6〜9キロトン 原子爆弾は核分裂、水素爆弾は核融合による質量欠損分の膨大なエネルギーを基にしております。。 原子爆弾はウラン235が核分裂してより安定な元素になる際に約1/1000ほど軽くなる分の質量欠損が爆発のエネルギー源となっております。 ウラン235 1グラムの核分裂による質量欠損エネルギーは石炭3トン程度、広島型原爆ではウラン235 60グラム相当と見積もられております。 水素爆弾は重水素と三重水素が核融合してヘリウムと中性子になる際の質量欠損をエネルギー源としておりますが、プラスの電荷を持つ水素の原子核を衝突させて融合させるには1,000km/秒の超高速が必要で、そのためには1億度の超高温にしなければなりません。人工的には不可能ですので、原子爆弾を利用します。つまり、水素爆弾は原子爆弾を引き金にしているわけです。 地上での核実験は放射性物質が飛散すると言う理由で1963年に禁止されましたが、その後、地下での核実験が繰り返されました。 そして地下を含めたあらゆる場所での核実験を禁止にしようというのが、包括的核実験禁止条約ですが、核保有国等10ヶ国が条約の承認をしていないため、いまだ発効には至っておりません。 従って、北朝鮮は衛星で監視されないよう地下に広大な核兵器製造及び核実験施設を構築しております。 かって、米国も地下で核実験を行いましたが、下の写真に示すようにその深さが不足して地表に大きな孔を作ってしまったことがありました。 北朝鮮の関連施設は相当深い処に作られているようです。 |
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核実験を地下室で行うためその詳細を知ることはできません。今回も米軍機が偵察しておりますが核実験による放射線等をキャッチするには至っていないようです。恐らく、核実験を地下室で行う技術は世界で最高水準にあると思われます。 地上での核実験は放射性物質が飛散すると言う理由で1963年に禁止されましたが、その後、地下での核実験が繰り返されました。 そして地下を含めたあらゆる場所での核実験を禁止にしようというのが、包括的核実験禁止条約ですが、核保有国等10ヶ国が条約の承認をしていないため、いまだ発効には至っておりません。 今回、北朝鮮はこれまでのように事前予告なく実験をおこないました。日米韓の情報当局は、北朝鮮が北東部・豊渓里(プンゲリ)の核実験場で昨春まで、過去2回実験を行った西側のトンネルを更に掘り進めた後、昨年5月ごろから、新たな実験用トンネルを掘り始めた事実を掴んでおりました。新トンネルは西側トンネルと地中でつながっており、今回の実験はこの新トンネルで行われた可能性が高いようです。 日米韓の情報当局は、豊渓里の核実験場で昨春まで過去2回実験を行った西側のトンネルを更に掘り進めた後、昨年5月ごろから、新たな実験用トンネルを掘り始めた事実をつかんでおりましたが、今回の実験についての兆候は掴み切っていなかったようです。朝鮮中央通信は先月10日、金正恩第1書記が水爆の保有に言及したと報道。北朝鮮は、正恩氏が同15日、実験実施の命令を下し、今月3日に最終命令書に署名したとしております。 今回の核実験で北朝鮮は従来の中国との関係を無視して事前予告もしなかったため、ロシアの態度は未だ不明なるも世界中から非難される結果をまねいております。ここまでしての核実験強行は何が目的なのでしょうか。 やはり、水爆保有国としての国際認知を得ることで米国との交渉の舞台に立つことが目的だったとしか考えられません。 北朝鮮は米国に核保有国の認定と核軍縮交渉を迫り、朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に変える交渉も求めるものと見られます。 |
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