−日記帳(N0.1721)2015年11月16日−
藤枝東 静岡県高校サッカー選手権優勝
−日記帳(N0.1722) 2015年11月17日−
日本代表 格下カンボジアに苦戦


2年振りの優勝で歓びの藤枝東の選手たち

試合に先立ってパリ同時多発テロ犠牲者に黙祷を捧げる日本代表


今日の全国高校サッカー選手権静岡県予選で藤枝東が清水桜が丘を1-0で破り、
6試合無失点の完全優勝で2年ぶり25度目の全国出場を決めました。
前半22分、FW山田盛央(3年)の3試合連続ゴールで先制しました。

守備ではGK細川脩造(2年)が3度のスーパーセーブを見せるなど、最後まで
集中力を切らさずに相手の猛攻を封じた。MVPには攻守で勝利に貢献した
MF渡辺航平主将(3年)が選ばれました。

巡り合わせもラッキーでした。ここ数年勝てない静岡学園、公式戦3連敗中の
清水桜が丘が入ってないグループに属して勝ち上がり、超苦手な静岡学園を
倒してくれた清水桜が丘と決勝を戦えたからです。

「おわりよければすべてよし」は今年の藤枝東のサッカーに言えます。
新人戦、総体はベスト8、プリンスリーグ東海は8位と惨憺たる成績だった
からです。1年を総括する選手権では下記の成績に示すように、6試合全て
無失点で勝ち上がって優勝したのは見事でした。

15-10-11 1次T 3回戦  藤枝東○9-0●常 葉 菊川 藤枝東高グランド
15-10-18 1次T 4回戦  藤枝東○5-0●韮    山 藤枝東高グランド
15-11-01 決勝T1回戦  藤枝東○2-0●静  岡  西 草薙球技場
15-11-03 決勝T準々決 藤枝東○2-0●科学 技 術 草薙陸上競技場
15-11-07 決勝T準決勝 藤枝東○1-0●飛    龍 藤枝総合グランド
15-11-15 決勝T決勝   藤枝東○1-0●清水桜が丘 エ  コ   バ

飛龍戦では延長戦で、決勝の清水桜が丘戦でともにFW山田が貴重な決勝
ゴールを連続で挙げ優勝に繋げました。

飛龍との延長戦で決勝ゴールのFW山田選手

清水桜が丘との決勝戦で決勝ゴールのFW山田選手

堅守でゴールを許さなかったGK細川選手

全国大会では、12月30日に奈良県立香芝高校と戦います。
今年の藤枝東は、圧倒的な強さを持っておりません。
少ないチャンスを得点に生かし、怒涛の攻めをGK細川中心に凌いで戦い抜く
しか勝ち目はありません。
せめて準決勝に進出して全国放送のテレビで視聴させほしいものです。

尚、このページ掲載の画像は、がんばれ藤枝東高さんから引用させて頂きました。
毎度のことですが引用させて頂き有難うございました。


2018年W杯ロシア大会アジア地区2次予選グループEの日本対カンボジア戦が
今日プノンペンで行われ日本が2-0で辛勝しましたが内容はお粗末でした。

日本より格下のアジア各国は、判で押したかのように引いて守ってカウンタ
ーを仕掛けるのが常ですが、今日のカンボジアはまさにその典型で、5人が
DFに位置に着いておりました。

このような相手に、日本のお家芸のパスで繋いで隙を突く戦法は時間の無駄
で相手の思う壺にハマってしまいます。
今日の前半もそのような展開となり、日本は押し気味ながら0-0で終えました。

後半、日本は人数を割いて守ったカンボジアに苦しみながらも2点を奪い、
勝利を収めました。6分に柏木の右FKからオウンゴールで先制。終了間際には
藤春の左クロスを本田が頭で合わせ加点しました。

日本は攻めあぐねて前線での連係が乏しく、好機はサイドからのクロスとミドル
シュートぐらで、後半に岡崎のPKを失敗したことも苦戦の要因となりました。

グループEの日本の過去6戦は次に示すように無失点で勝ち抜いておりますが、
アフガニスタン戦を除けばいずれも不満の残る内容でした。

2015年6月16日 日本          0―0 シンガポール
2015年9月3日 日本          3―0 カンボジア
2015年9月8日 アフガニスタン0―6 日本
2015年10月8日 シリア        0―3 日本
2015年11月12日 シンガポール  0―3 日本
2015年11月17日 カンボジア    0―2 日本

現在、日本は下表に示すように首位に立っておりますが、2位シリアと僅か1差です
ので余談を許しません。
来年3月以降に行われるシリア、アフガニスタンとのホーム戦を確実に勝ち抜くこと
が求められます。

予選グループEの成績表

相手陣内に攻め込んでオウンゴールを獲得したFW岡崎

PKを外して悔しがるFW岡崎

ヘッドでゴールを決めた本田選手

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