−日記帳(N0.1713)2015年10月28日−
米駆逐艦が中国が不法支配中の人工島沖を航行
−日記帳(N0.1714) 2015年11月01日−
母校 藤枝東 選手権静岡県予選で準々決勝に進出


南沙諸島近海を航行中の米海軍イージス駆逐「ラッセン」

静岡西戦で 井手(先制ゴール)


昨日、2015年10月27日、米海軍イージス駆逐艦「ラッセン」が中国が南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)のスビ礁という暗礁上に建設した人工島から12海里以内の海域を航行しましたが、この行動は国際法に適った た行動でした。

この人工島は南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)のスビ礁という暗礁を中国が1988年にベトナムから奪って埋め立てて造られたものです。暗礁は満潮時に海面下に沈んでしまいますので国際法上、岩礁、島として認められず、如何なる国にもその領有権は存在し得ません。

中国によって造成工事が行なわれたスビ礁

中国側もそのことは承知し、このスビ礁の海域に議論の余地のない主権を有すると主張しており、領海とは言っておりません。もしこの人工島に中国の領有権が認められているならば、その12海里以内が領海となります。

「ラッセン」は、スビ礁の12海里以内を航行しました。言い換えれば、中国が主権を主張する海域内を航行したことになります。中国は領海侵犯したとして米国に抗議することになりました。この海域を中国の領海と認めないフィリピン、ベトナムなどの近隣をはじめ日米欧諸国は中国側の抗議を無視し、「ラッセン」の行動を正当としております。

横須賀港で繋留されているラッセ(右側)

「ラッセン」は、空母や戦艦などの艦隊を伴わず単独で航行しておりますが、その戦闘能力は極めて高く中国軍との局地戦なら充分に対抗できます。米国はそれだけの覚悟をして10月26日、「ラッセン」を横須賀港から出港させたのでした。「ラッセン」はフィリピン、ベトナムが領有を主張する海域にも航行し公平を期しております。

「ラッセン」を人工島の12海里以内に航行させることはオバマ大統領も5月時点で承認しており、米国としては予定の行動でした。中国側は抗議はしたものの「ラッセン」に軍事行動を仕掛けることは出来ず、結局傍観するしかなく、結果として中国は面子を失い、今回の米国のラッセン軍事作戦は米国の完勝に終わったようです。


高校サッカーの4大イベントは、新人戦、総体、プリンス、選手権です。新人戦、総体は中途で敗退、プリンスは現在東海1部リーグで5勝8敗2分で8位で9位いかになると2部降格になりますので瀬戸際の状態にあります。選手権で巻き返しを計って何とか優勝してほしいものです。

選手権は、ブロック1で常葉菊川、韮山を大差で下して決勝トーナメント戦に進出、今日静岡西と対戦し、2-0で勝利し11月3日に科学技術と準々決勝を迎えることになりました。今年の藤枝東は強いのか弱いのか判らないような戦いを続けております。

幸い、くじ運に恵まれて苦手な静岡学園、清水桜が丘の居ないリーグで戦うことになったので、今日勝てば11月7日の浜松開誠館との準決勝戦に臨むことになります。そして勝てば、11月15日に静岡学園、清水桜が丘のいずれかと決勝戦を戦うことになります。出来れば清水桜が丘と戦えたらいいと思います。

静岡西戦で 秋田(2点目ゴール)

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