−日記帳(N0.1703)2015年10月14日−
会社OB会主催の日帰りバス旅行に参加
−日記帳(N0.1704) 2015年10月16日−
妻の義姉、闘病の末帰らぬ人に


見学した国宝犬山城

三日月に寄り添う土星が観られた5時49分の名古屋の夕空


会社OB会主催の恒例の日帰りバス旅行に参加し、犬山城、美濃市内のうだつの有るを見学してきました。 この旅行には積極的に参加しており、過去10年間の参加実績は次のとおりです。

・2005年度(   ?    ):参加記録無く、バス旅行の企画の有無も不明。
・2006年度(2006年09月28日):長浜市内散策・大垣城見学
・2007年度(2007年10月10日):浜岡原発と空自浜松基地見学
・2008年度(2008年10月29日):寝覚の床と中山道の妻籠宿の散策
・2009年度(2009年10月26日):信楽の里を訪ねて
・2010年度(2010年10月20日):秋の美濃・郡上八幡に行楽
・2011年度(2011年10月10日):前立腺肥大の手術を控えて不参加
・2012年度(2012年10月29日):ロシア旅行を控えて不参加
・2013年度(2013年10月18日):バス旅行で石積みの街、坂本地区散策
・2014年度(2014年10月15日):浜松の臨済宗・方広寺を訪ねて

バス2台に分乗して8時30分頃、半田市雁宿ホール前から出発しました。 参加者は63名でした。参加者が常連化し、年々平均年齢が上がっていくところが気になるところです。

途中、特殊バッテリーの製造施設をその会社のご好意により見学させて頂きました。このバッテリーは特殊なセラミックスで造られているとのことですが、最近、5万kwの大容量装置がある電力会社に納入され話題になりましたのでタイムリーでした。

次いで、犬山成田山名古屋別院大聖寺に行き、参拝してから近くの食堂のテーブル席で昼食を取りました。これまでは座敷席でしたので酒類を注ぎに回るのに都合よかったですが、テーブル席ではそれもままならず静かな会席となりました。

犬山成田山名古屋別院大聖寺

犬山成田山名古屋別院大聖寺の近くから観た岐阜城の遠景

午後は、国宝犬山城を訪れましたが、私は天守閣への登閣は断念しました。あの急な階段を後ろの人を気にしながら上がっていくのが苦手だったからです。 しばし、付近を散策しながら時間を稼ぎました。

国宝犬山城近くの公園

次いで、関鍛冶伝承館を見学した後、2010年以来の再訪となる美濃市内の「うだつの有る町並み」を見学しました。「うだつ」がどのようにして防火壁になるのか理解できないまま町並みを1時間ほど散策しました。

美濃市内のうだつの有る町並み

今日は素晴らしい秋晴れで、帰路の東海北陸道では綺麗な夕空が観られました。昨年は夕空に金星が一際明るく輝いておりましたので、今年も観られると期待していたのですが、今年はこの時期、金星は明けの明星となっておりますので観ることは出来ず残念でした。でも、夕日は綺麗でした。

見事な夕日

妻の実兄の妻に当る義姉(75)が昨日午前3時頃、名古屋の自宅で息を引き取りました。2年半に及ぶ食道癌との闘病に気丈に対処されておりました。死期を悟っていた彼女は主治医にも感謝の言葉を述べていたとのことでした。

花好きで、料理好きで、そしてビール好きだった彼女、藤が丘にある自宅に何回か、ビールを届けに行ったことが有りました。駐車スペースが無いので何時もは玄関で挨拶を交わして失礼することが多かったのですが、何年か前の新年挨拶では居間に通されビールを飲みかわしたことがありました。

彼女の周囲には夫も含めて酒を飲める人が少なかったため、妻の姉の夫(84:元大学教授)と私は飲めるので何時も大歓迎されました。その3人で彼女の自宅で飲み交わし、飲み過ぎた彼女が倒れてしまったことも有りました。

彼女が愛した薔薇の花(自宅に飾られていた)

花好きな彼女に配慮されたのか、祭壇には花が一杯飾られておりました。祭壇の前に置かれた棺に眠る彼女に、一緒に飲み交したことを無言で呼び掛けました。


今晩、通夜が愛昇殿の藤が丘で営まれました。久しぶりに、矢野家、原家、木下家など親戚の人たちと会いました。葬儀でしか会えない人たちと会えるのも個人の導きによるものと思うと神妙な気分になります。

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